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モーロク俳句:冬ざるる

モーロクし笑ひ短かく冬ざるる
己が身もモーロクすれば冬ざるる

 
<冬ざれ(ふゆざれ)三冬>
【子季語】冬され、冬ざるる
冬になり草木が枯れると共に海、山など見渡す限りの景色が荒れ果てた感じをいう。(「きごさい歳時記」)

<次候 熊蟄穴(くま あなに こもる)>
<白雪のふる木のうつぼすみかとて 深山の熊も冬ごもるなり 藤原為家>
 
<冬ざるる:例句>
冬ざれ自画像水族館の水鏡     鷹羽狩行
冬ざるるリボンかければ贈り物   波多野爽波
銀閣も耳の後ろも冬ざるる     柳生正名
いのちあるもの皆眠り冬ざるゝ    能美丹詠
冬ざるるセザンヌの耳ゴツホの耳   行方克巳

<【ザ・サウザンド京都】大階段の空間を活かした古都の雰囲気が漂うシックなツリー >・https://crea.bunshun.jp/articles/-/45462

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