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徒然俳句:蝶

蝶の羽削りかつおと比べけり
蝶の恋生を堂々謳歌する
むきだしの命戦い蝶生まる
マスコミの行き過ぎ正義蝶ふわり

<蝶:例句>
蝶生れて空の重さに低くとぶ 保坂加津夫
雨晴れて庭に影おく蝶々かな 水田清子
もつれつつ光を零し蝶の飛ぶ 中村芳子
いたずらに齢重ねて蝶の昼 中村祭生
不束な蝶なりうしろ指差され 中原道夫

* おかへりの声 (青炎俳句叢書・塙千晴 (著))
◆行方克巳十句抄出
曖昧な笑みを浮かべて新社員
夫と我が声の重なり鬼やらひ
依怙贔屓してさくらんぼ配りけり
しやぼん玉膨らみたくて歪みをり
行く秋や素つ気なく後くされなく
春兆す自分を許すこと覚え
日向ぼこ笑み返すことなき人と
年賀状子供増えたり猫増えたり
今時の子はと言ひかけ咳けり
愛想なき店心地よき夏夕べ

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