
モーロクしついてくるのはいのこずち
<牛膝(いのこずち、ゐのこづち)三秋>
【子季語】ふしだか、こまのひざ
ヒユ科の多年草。平地によく見られる雑草。茎は四角形で節が太 い。小さな実には刺があって動物や人の衣服に付着し、払っても とれにくい。牛膝(ごしつ)は漢名。根は生薬として用いられる。(「きごさい歳時記」)
<いのこずち:例句>
ゐのこづち人のししむらにもすがる 山口誓子
ゐのこづち喜々と飛びつく良夜明け 野澤節子
ゐのこづち夢の中までとりつかれ 村上喜久子
ゐのこづち払ひ終へたる手を払ふ 稲畑汀子
稲妻をゆたかに戻りゐのこづち 森澄雄