2022年– date –
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モーロク俳句:春愁
モーロクし春愁の顔かわりなしモーロクし指の深爪春愁 <春愁(しゅんしゅう、しゆんしう)三春>【子季語】春愁う、春思、春怨、春かなし、春の恨み春におぼえる愁いをいう。特別な理由がある愁いではない。花が咲き鳥が囀る季節ではあるが、ふとしたこ... -
徒然俳句:春の闇
パソコンの書体を変えて春の闇ひたすらにただキーボード春の闇パソコンのジャズボーカルに春の闇自販機の明かり気怠く春の闇じっと聴くグレングールド春の闇不条理の政治渦巻く春の闇春の闇ラインやりとり絵文字かな体力が落ちていらつく春の闇 <末候 ... -
たべもの俳句:竹輪きんぴら
しよつぱき竹輪きんぴら遅桜 <あともう一品に!ちくわとピーマンのきんぴら>https://erecipe.woman.excite.co.jp/detail/02f30016672c6427c155264fc8569a9a.html <「パスタゆでに塩は不要」塩・しょうゆより断然マヨネーズ・ケチャップが体にいい科学的根... -
モーロク俳句:蝶
モーロクし一日無聊蝶の飛ぶ空腹が蝶を無残にモーロクす蝶舞うてモーロクすれど蝶の夢 <末候 虹始見(にじ はじめて あらわる)> <「オオカミが徘徊した蝦夷」をテーマに北海道の自然を追い求める写真家・水越武・アイヌモシリ オオカミが徘徊した蝦... -
徒然俳句:しゃぼんだま
数秒の球形時間しゃぼん玉息吹いて息をぶつけてシャボン玉飛べ飛べ飛べどこまで飛んでしゃぼん玉子らの興うつりて空にシャボン玉 <石鹸玉(しゃぼんだま)三春>【子季語】たまや石鹸水をストローの先につけ、軽く息を吹き込んで泡を膨らませる遊び。... -
たべもの歳時記:春遍路
おむすびに漬物添えて春遍路 <江戸前アサリ漁に復活の兆し 漁獲量ゼロ乗り越え「1億円目指す」>・4月7日https://www.asahi.com/articles/ASQ4672P6Q46UDCB001.html <ちょっと前までブームだったのに、なぜ「高級食パン」への風当たりは強いのか>・04... -
モーロク俳句:山吹
モーロクし目がくらむかな山吹に山吹や安寧祈りモーロクす <厳島神社祭典・鼠ヶ関神輿流し・山形県鶴岡市鼠ヶ関 厳島神社>http://www.nippon-matsuri.net/archive/#itsukushima-2021 <山吹・例句>山吹や柳に水のよどむころ 加賀千代女此風の終に雨... -
徒然俳句:桜草
桜草誰のためにか七変化<色とりどりなチューリップ見ごろ 万博記念公園・大阪>・2022/4/7https://mainichi.jp/graphs/20220407/mpj/00m/040/050000f/1 <【岡山県 2022年版】・春の絶景・風物詩6選・15,000株の芝桜が彩る棚田>https://crea.bunshun.j... -
たべもの俳句:冷凍唐揚げ
冷凍の唐揚げチンと春の朝 <花見かきが初水揚げ 通常の2~3倍の大粒で甘みたっぷり>・4月5日https://www.asahi.com/articles/ASQ446TCZQ44ULUC020.html * 食べる筋トレ(谷川俊平 (著))食べてないのに太る? 食べないから痩せないんだ!引き締まった体... -
モーロク俳句:花冷
花冷のモーロクすれば失くす傘花冷や瞼は古ぶモーロクし <花冷え(はなびえ) 晩春>【子季語】 花の冷え桜の咲くころ、急に冷え込むことがある。そのひえびえとした感じを花冷えという。早春の春寒とは違い、すっかり暖かくなってからの冷え込みであ...