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徒然俳句:桜草

桜草誰のためにか七変化

<色とりどりなチューリップ見ごろ 万博記念公園・大阪>・2022/4/7
https://mainichi.jp/graphs/20220407/mpj/00m/040/050000f/1
 
<【岡山県 2022年版】・春の絶景・風物詩6選・15,000株の芝桜が彩る棚田>
https://crea.bunshun.jp/articles/-/35547

* 句集『木曽の空』(立松 修治 (著))
【掲載句より】
秋深む子規の机の膝の孔
木曽馬の鬣(たてがみ)光る春の風
蔵の街黒き瓦にぼたん雪
湧水の砂騒めきて春兆す
疎開して茶摘覚えし狭山かな
交番にたそがれどきの釣忍
馬籠から妻籠へ延びる虹の足
慶応も早稲田も落ちて柏餅
泰山木の花を仰ぎて退院す
雁渡る銀座和光の時計台
鮎落ちて那須の山河は静かなり
不忍池を狭めて蓮枯れり
気の荒いあの娘の父は鰤の漁夫
甲斐駒の天を突きたる初日影

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