モーロク俳句– category –
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モーロク俳句:竹の秋
モーロクし顔はもちろん竹の秋 <竹の秋(たけのあき) 晩春>【子季語】竹秋ふつうの樹木は秋に紅葉(黄葉)するが、竹は春に黄変する。これを、竹の秋という。筍に栄養分を費やすためである。逆に、秋には、筍が一人前の竹となり、若葉を茂らせる。こ... -
モーロク俳句:春愁
モーロクしされど春愁に包まるる春朽ちて我もモーロク朽ち果てる春朽ちて我も朽ちたりモーロクす春朽ちて闇は闇なりモーロクす<探訪&動画・縁結びの青島へ 誘う鬼の洗濯板 宮崎>・2023/4/23https://www.sankei.com/article/20230423-3U7UCXPU2ZPLREV4... -
モーロク俳句:春の夜
春の夜やモーロクすれば死は甘き春の夜や桜に明けてモーロクす<鹿児島生まれ、すべて手作りの“一点物”…古くて新しい「紅ガラス」の歴史<薩摩切子【1】>・2023/04/21・https://www.yomiuri.co.jp/hobby/travel/20230411-OYT8T50037/ <春の夜>春の夜や... -
モーロク俳句:夏近し
モーロクし自愛か怠惰夏近し <次候 霜止出苗(しも やんで なえ いず)> <ほろよい余話・春の東海道酒蔵めぐり 酔いしれる優雅な花見酒>・2023/4/22https://www.sankei.com/article/20230422-IYAJJJBYYBPIRJVFSUHZUIZ5KY/ <夏近し(なつちかし)【... -
モーロク俳句:桜蘂
さくらしべモーロク人生降りかかる桜しべ降るモーロク車椅子 <桜蘂降る(さくらしべふる) 晩春>【解説】花が散り終わったあと、こまやかな桜の蘂が降ることをいう。花蘂が降るころのひそやかさは、花の頃とは別の趣がある(「きごさい歳時記」) <桜... -
モーロク俳句:ヒヤシンス
モーロクしモーロクの友ヒヤシンス <童話の街:小樽をそぞろ歩く>・ 2023.04.16・李 琴峰https://www.nippon.com/ja/guide-to-japan/c08712/ <フンボルトペンギンひな2羽誕生 成鳥の展示も再開 富山・魚津水族館>・2023/4/20 ・https://mainichi.jp... -
モーロク俳句:リラの花
リラ咲けど心空っぽモーロクし <ライラック 晩春>・【子季語】紫丁香花/リラの花/リラ<異国人に風雅伝える…出島(長崎市)・旅を旅して>いざ給へ豚名月と興ずべき――――堀麦水(1771年)・2023/04/16https://www.yomiuri.co.jp/hobby/travel/20230... -
モーロク俳句:菜飯
モーロクし何の葉つぱか菜飯食ふ菜飯噴くモーロクすれど水加減 <菜飯(なめし) 三春>青菜(小松菜京菜蕪菜など)を刻んで炊きたてのご飯に混ぜたもの。米に酒や昆布を加えて炊いたり、菜を炒めたり、ゴマなどを用いたりもする。いずれにしても春の緑を... -
モーロク俳句:春の闇
たまたまに生まれモーロク春の闇老いふたりモーロク進み春の闇 <穀雨(こくう),旧暦=3月 中>穀雨降る雨は百穀を潤す。春の季節の最後。田畑の準備が整い春の雨が降る頃。 <春の闇 :例句>脇甘き鳥の音あり春の闇 三橋敏雄春の闇幼きおそれ... -
モーロク俳句:菜種梅雨
モーロクし何を企む菜種梅雨 <菜種梅雨 なたねつゆ 晩春>晩春、菜の花の盛りの頃に降る長雨。春のやわらかな雨である。(「きごさい歳時記」) <菜種梅雨:例句>うつうつと鬱出られず菜種梅雨 加藤早記子菜種梅雨わたくしはひとつの廃墟 山本...