歳時記俳句– category –
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徒然俳句:丹頂
丹頂の群がる原野あの世かな丹頂は恋のステップ競いけり <鶴(つる)三冬>【子季語】丹頂、鍋鶴、真鶴、袖黒鶴、姉羽鶴、黒鶴ツル科の鳥の総称。秋にシベリア方面から渡来し沼や田圃で越冬、 春には再び去る。鹿児島県出水市や山口県周南市が飛来地とし... -
徒然俳句:福寿草
日光を受けて発電福寿草背伸びせぬ欲を捨て去り福寿草<春近し、ザトウクジラの豪快ジャンプ 今季も奄美で>・2023/1/5https://mainichi.jp/graphs/20230105/mpj/00m/040/042000f/20230105k0000m040108000p <天然かき氷、楽しみに 今季の氷の切り出し... -
徒然俳句:一月
一月の山一月の川流れ <十日戎 - 今宮戎神社ホームページ>https://www.imamiya-ebisu.jp/toukaebisu <四季彩-京の色・冬-・一期一会の「霧の寺」―雲海>・2023/1/5https://www.sankei.com/article/20230105-O4W2BUTEQRKVJHDYLSAO7AGNKQ/ <一月:例... -
徒然俳句:どんど焼き
政治など期待するなとどんど焼き<古式日本刀鍛錬打ち初め式 岐阜県関市>・2023/1/2https://mainichi.jp/graphs/20230102/mpj/00m/040/155000f/20230102mpj00m040152000p <3年ぶりに開催「かるた始め式」 平安装束で雅に百人一首 京都・八坂神社>・... -
徒然俳句:人日
人日や孫の手背中上下動 <人日(じんじつ) 新年>一月七日のこと。五節句のひとつで七草粥をいただく。中国からわたってきた習俗で漢代からあったとされる。丘に登る登高の行事も行ったという。(「きごさい歳時記」) <人日:例句>人日の夕日のなかを... -
徒然俳句:出初式
出初式逆立ちをして見るものは <出初式・例句>出初式果つ天上の水びたし 田中惇貴出初式ありたる夜の星揃ふ 鷹羽狩行出初式終り平らな海となる 稲畑汀子水にひととき水勢増し出初式 檜 紀代 <小寒の歳時記>二十四節気 / 小寒七十二候 /... -
徒然俳句:寝正月
月旅行それは空想寝正月 <2023初日の出>・2023/1/1https://mainichi.jp/graphs/20230101/mpj/00m/040/027000f/20230101mpj00m040023000p <「待ったかいがあった」 雪残る阿蘇山上、雲ごしに見えた初日の出>・1月3日https://www.asahi.com/articles/AS... -
徒然俳句:福笑い
福笑いそれで我慢のこの国は 【お多福:五徳の美人】●柔らかに半分閉じたような目は、自分自身を深く見つめる内省の心。●低い鼻は、驕り高ぶらない謙虚な心持ち。●小さな口は、愚痴や不足、悪口を言わない慎み深さ。●豊かな耳は、人の話をよく聞き、苦しん... -
徒然俳句:三が日
三が日曖昧模糊に過ぎにけり<水中写真連載 So Blue:まるで冬の妖精 ダイバーに人気の半透明のツノザヤウミウシ>・2022/12/28・https://mainichi.jp/articles/20221227/k00/00m/040/118000c <三が日:例句>こゝろよき炭火のさまや三ケ日 飯田蛇笏ふ... -
徒然俳句:初夢
火星人あなたも見るか初夢を万馬券次々当たる初夢を <寒波に輝く黄色いじゅうたん 三重・玉城で菜の花が見ごろ>・2022年12月27日・https://www.asahi.com/articles/ASQDV7HGSQDVONFB008.html <初夢:例句>初夢で逢ひしを告げず会ひにけり 稲畑汀子...