歳時記俳句– category –
-
徒然俳句:山眠る
団塊も後期高齢山眠る<山眠る(やまねむる)三冬>【子季語】眠る山 <山眠る:例句>缶コーヒー膝にはさんで山眠る 津田このみ山眠る山姥かけ抜く尾根伝ひ 森景ともねラクダ忌は山眠るころ晴れるころ 坪内稔典山眠り眠たき会議続きをり ... -
徒然俳句:冬時雨
団地行きバスは貸し切り冬時雨<自然豊かな景勝地を彩る幻想的な竹あかり、三重県名張市の「赤目四十八滝」>・ニッポン楽旅事典・2024/12/6・https://www.sankei.com/article/20241206-CMIBF6Y37BJVLNCCSXYKSWIQJU/ <冬時雨:例句>小説の世界垣間見京時... -
徒然俳句:レノンの忌
レノンの忌山手線は順調に* レノンの忌: 句集(柘植 史子 (著) ) <レノン忌:例句>食堂でハーモニカ吹くレノンの忌 小林政秋レノン忌の闇深くなる神楽殿 角川春樹雲の上雲の走れるレノンの忌 石工冬青どこからか真夜の遠吠えレノン... -
徒然俳句:鷹・大鷹
風力のプロペラ地獄大鷹に <【冬】大雪(たいせつ) | 12/7~12/20頃>大雪は、山の峰々に本格的に雪が降り積もる頃を表す節気です。各地で雪が降り動物は冬ごもりをする一方で、人々は何かと慌ただしくなる時期でもあります。 <鷹(たか)【冬―動物―三冬... -
徒然俳句:枯野
半分は枯れ野もう半分も枯れ野 <枯野(かれの)三冬>【子季語】枯原、裸野、枯野道、枯野宿、枯野人、枯野原<千葉・東庄のため池にハクチョウ飛来 冬の使者、今季も>・2024/12/3https://mainichi.jp/articles/20241203/k00/00m/040/251000c <枯野:... -
徒然俳句:シャコバサボテン
ベランダにシャコバサボテン零れ咲き <蝦蛄葉仙人掌(しゃこばさぼてん) 仲冬>【子季語】・蝦蛄仙人掌/クリスマスカクタス <シャコバサボテン:例句>蝦蛄葉仙人掌撩乱と咲く出窓かな 西山冨美子蝦蛄仙人掌咲く珈琲の香の中に 池田秀水シャ... -
徒然俳句:蜜柑
議論せよ議論に負けて蜜柑剥く<サケ600本師走の風情 富山・店先ずらり天日干し>・2024/12/2https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/1592439 <蜜柑:例句>仲直りしてをり蜜柑剥いてをり 小澤克己わがままもしおらしいふり蜜柑むく 尾上有紀子... -
徒然俳句:実南天
実南天フリーランスになりにけり<サルだって温泉に漬かりたい…人間と同じ「うっとりの表情」>・2024/12/01https://www.yomiuri.co.jp/national/20241201-OYT1T50039/ <実南天:例句>実南天村にかかれる橋一つ 星野麥丘人濡れて歩くも一興の雨実南... -
徒然俳句:ポインセチア
ポインセチア出荷前にはしおらしく魔女眠るポインセチアの赤の底<クリスマス向けポインセチア、出荷作業大詰め 花巻の岩手園芸>・2024.11.29・https://www.iwate-np.co.jp/article/2024/11/29/174769 <ポインセチア:例句>ポインセチア陳らベクッキー... -
徒然俳句:十二月
十二月消防サイレンけたたまし電飾の闇に何者十二月電飾の闇に欲望十二月一日のスピード上がる十二月十二月我に締めくり何もなく東京湾工場夜景十二月 <十二月:例句>ちょっとずつ割り込むお尻十二月 中原幸子死といふこと怖ろしからず十二月 内藤悦子...