
沙美の海さざ波光る風光る
通勤のシェア自転車風光る
風光る団地の朝の散歩人
風光るつるりさっぱり丸刈りに
<風光る(かぜひかる)三春>
【子季語】光風
春風がきらきらと光り輝くように感じられることをいう。陽光の踊るような明るさに、風にゆらぐ景色もまばゆい。春の到来のよろこびや希望を、吹く風に託した言葉。(「きごさい歳時記」)
<風光る:例句>
風光る馬上の少女口緊めて 長嶺千晶
風光る一瞬にして晩年なリ 糸 大八
風光る海の匂ひのエアメール 北村照子
老松に陽のやはらかき風光る 穴澤光江
転んでもすぐ起きる児や風光る 開田梅月
日本一大き日時計風光る 山口清子
木の上のじやんけんの子や風光る 岡田信雄
里曳きの御幣に八ッ岳の風光る 高田幸枝