MENU

徒然俳句:冬朝日

日の丸はやはり日の丸冬朝日
 
* 冬朝日は季語かどうか???

<「サル団子」最大100匹がぎゅっと 寒さしのぐ、小豆島の風物詩>・1月6日 ・https://www.asahi.com/articles/AST15457RT15PLXB003M.html

<冬の朝日:例句>
ミルクのごと冬の朝日が体内へ 田中空音

* リスボンの窓(坪内稔典 (著) )
◆第十三句集
ころがしておけ冬瓜とこのオレと
七〇歳で大学を退職した私は、時折、リスボンの靴屋の裏へ行き、気ままに過ごしてきた。その気ままな気分がもしかしたらこの句集にあるかも。リスボンの空は今日も青い。(あとがきより)
◆作者のある日の自選十句
柿くえばパウル・クレーと友だちに
水ぬるむカバにはカバが寄り添って
ついさっきホタルブクロを出た人か
しっぽまで赤くて人参身がもたん
ねじ花が最寄りの駅という日和
あんパンと連れ立つ秋の奈良あたり
ころがってアリストテレスと冬瓜と
桜咲くくすんと蝶がうんこして
リスボンの靴屋の窓かヒヤシンス
緑陰で大工さんとか呼ばれたい

  • URLをコピーしました!
目次