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モーロク俳句:あかぎれ

モーロクしあかぎれ哀れ薬塗る
 
<皸(あかぎれ)晩冬>
【子季語】あかがり、皸薬
寒さにより血行が悪くなった手足に乾燥が加わり、皮膚の表面に亀裂が生じ裂けた状態。血が出ることもある。 (「きごさい歳時記」)

<あかぎれ:例句>
あかがりや哀れ絹地に引つかかり  三橋敏雄
左手の使はぬ指のあかぎれて    黒田杏子
身の冬の胼あかぎれの薬かな    久保田万太郎
皹といふいたさうな言葉かな    富安風生
皹のこの手生涯自分の手      福田蓼汀

<芭蕉の道/31回 吉野 鐘の音が心と体に染み渡る>・2023/1/15
https://mainichi.jp/graphs/20230103/mpj/00m/040/031000f/20230103mpj00m040020000p

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