歳時記俳句– category –
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徒然俳句:落椿
落椿ため息ひとつまたひとつ椿落ちそこは地獄か天国か <椿(つばき)三春>【子季語】山茶、山椿、乙女椿、白椿、紅椿、一重椿、八重椿、玉椿、つらつら椿、落椿、散椿、 藪椿、雪椿 <落椿:例句>たましひは枝にのこして落椿 鷹羽狩行落椿さらさら... -
徒然俳句:恋雀
恋雀戦ふことを放棄せず鳥の恋過疎の村こそ楽園か <鳥交る(とりさかる) 三春>【子季語】 鳥つるむ/雀交る/鳥つがう/鳥の妻恋/鶴の舞/鳥の恋/恋雀春から初夏にかけて鳥は美しい声で囀ったり、強く羽搏いたりして様々な求愛行動をする。繁殖期を迎えた... -
徒然俳句:春の川
越辺川なにはともあれ春の川<越冬のハクチョウ、北帰行が本格化 福島県猪苗代町の猪苗代湖>・2023/03/14https://www.minpo.jp/news/moredetail/20230314105536 <八甲田・十和田ゴールドラインに「雪の回廊」>3月15日https://www.toonippo.co.jp/arti... -
徒然俳句:馬酔木
紅馬酔木何を恥じらい色めくや <南足柄発祥「春めき」各所で見頃 甘い香りの早咲き桜>・3月14日https://www.kanaloco.jp/news/life/article-975270.html <馬酔木:例句>中年の胸の振子よ花あしび 渡辺恭子帰るべき家ありて憂し花あしび ... -
徒然俳句:土佐水木
土佐水木咲いてよさこい今年また <もふもふは今のうち 六甲山牧場で羊の出産ピーク>・3月13日https://www.asahi.com/articles/ASR3F5F38R3FPQIP010.html <土佐水木(とさみずき)・【春―植物―仲春】・例句>土佐水木花より花を吊りかさね 阿部ひろし... -
徒然俳句:一人静
一人静しづかしずかと歌いけり <一人静(ひとりしずか) 仲春>【子季語】吉野静/眉掃草センリョウ科。山野に自生するが、原産は中国。江戸時代、観賞用に栽培された。二十~三十センチの茎の先端に対生の葉を四枚つけ、その中心からさらに茎を伸ばしブ... -
徒然俳句:椿・紅椿
世の常か心みだるる紅椿官能にあやしき刺激紅椿 <渦潮、最高潮 鳴門海峡で渦潮シーズン始まる>・3月11日https://www.asahi.com/articles/ASR3C5QK0R3CPQIP00M.html <紅椿:例句>紅椿悪意あるごと紅の濃し 渡辺梅子縁側の内に遊ぶ子紅椿 ... -
徒然俳句:辛夷
辛夷咲くコルトレーンもたまに聴く <辛夷(こぶし)仲春>【子季語】木筆、山木蘭、幣辛夷、やまあららぎ、こぶしはじかみ、田打桜 <コブシ(田打ち桜)の特徴>コブシ(田打ち桜)は、モクレン科モクレン属で、落葉広葉樹の一つで、早春に真っ白できれいな... -
徒然俳句:雪柳
雪柳泥鰌も鯉もまだ眠る <雪柳(ゆきやなぎ)仲春>【子季語】小米花、小米桜、こめやなぎ、えくぼ花、噴雪花バラ科の落葉低木。柳のようにしなう枝に、真白い小さな花が群がって咲く。葉に先立って花をつけるため、満開の様子はひとかたまりの雪のよう... -
徒然俳句:黄水仙
コツコツとボチボチ俳句黄水仙 <コハクチョウ遅めの旅立ち 越冬終え山陰から北極海へ>・3月9日https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF090DV0Z00C23A3000000/ <黄水仙:例句>空に空の色よみがへり黄水仙 寺井治突風や算を乱して黄水仙 ...