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徒然俳句:辛夷

辛夷咲くコルトレーンもたまに聴く
 
<辛夷(こぶし)仲春>
【子季語】木筆、山木蘭、幣辛夷、やまあららぎ、こぶしはじかみ、田打桜

<コブシ(田打ち桜)の特徴>
コブシ(田打ち桜)は、モクレン科モクレン属で、落葉広葉樹の一つで、早春に真っ白できれいな花を咲かせます。冬が明ける合図となる花です。桜と同様に葉よりも先に花が咲きますが、開花時に1枚だけ花の下に葉を付けます。白いすべすべとした手触りの花びらは6枚で、柔らかく開花します。花はとても良い香りがします。少し先に開花するハクモクレンよりも花びらがうすく、ほっそりとした印象の花です。

<辛夷:例句>
花こぶし汽笛はムンクの叫びかな  大木あまり
風の日の記憶ばかりの花辛夷    千代田葛彦
夕辛夷ドガの少女は絵に戻る    河村信子
朝のはじめ辛夷の空をみていたり  酒井弘司
夜の雨辛夷の無垢に到りけり    山田弘子

<【宮崎県 2023年版】・春の絶景・風物詩6選・日向灘の海に映えるネモフィラの群生>・https://crea.bunshun.jp/articles/-/41031

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