歳時記俳句– category –
-
徒然俳句:立冬・姫蔓蕎麦
立冬や何を希望の姫蔓蕎麦 <【冬】立冬(りっとう)>立冬は、いよいよ冬が始まる時期を表す節気です。朝夕の冷え込みが一段と厳しくなり、木枯らしが吹く時期です。紅葉で目を楽しませてくれた木々は葉を落として、冬らしい姿に変わっていきます。 <立冬... -
徒然俳句:沢庵
若者は沢庵離れ少子化に <沢庵漬(たくあんづけ)初冬>【子季語】沢庵漬ける、新沢庵、新漬沢庵、早漬沢庵、大根漬、大根漬ける <沢庵:例句>かはいさうな人が沢庵ばりばり噛む 櫂未知子死にし骨は海に捨つべし沢庵噛む 金子兜太沢庵を噛むや雪... -
徒然俳句:竜の玉
唐突に妄想爆発竜の玉 <龍の玉(りゅうのたま)三冬>【子季語】蛇の髯の実、竜の髯の実龍の髯の実である。山野の林中に自生し、庭園にも植えられる。 初夏のころ淡紫色の小花を咲かせ、晩秋から冬にかけてえんどう 豆くらいの大きさの実をつける。熟す... -
徒然俳句:冬夕焼
癌手術病棟窓に冬夕焼 <冬夕焼(ふゆゆうやけ、ふゆゆふやけ)三冬>【子季語】寒夕焼、冬茜、寒茜、寒落暉<サンマ初水揚げ、既に昨年の4倍 銚子漁港 近年不漁の中「一番良い」>・11月2日・https://www.chibanippo.co.jp/news/local/1297131 <冬夕... -
徒然俳句:柿落葉
柿落葉すべて落ちれば空がある<とやまの紅葉2024・称名滝・激流とコントラスト>・11月1日https://webun.jp/articles/-/700160 <柿落葉:例句>優しさが疲れて寝ます柿落葉 塩見恵介自分史の終章に置く柿落葉 児玉素朋藪睨みの方角めざ... -
徒然俳句:神無月
神無月金目の干物奮発し<秋風に揺れるその光景はまさに”桃源郷” コスモス畑が見頃を迎える 鳥取県大山町>・https://news.ntv.co.jp/n/nkt/category/society/nk5f4aaab043fd4aa8a2621ca0edaf52e8 <神無月:例句>何んやかや云うてるうちに神無月 平... -
徒然俳句:十一月
十一月朝の散歩に汗にじむ十一月庭の鉢植え眠りけり<丘染める赤ソバの花「高嶺ルビー」が見頃 福島県二本松市下川崎東北地区>・2024/10/29・https://www.minpo.jp/news/moredetail/20241029120424 <十一月:例句>あたゝかき十一月もすみにけり 中村... -
徒然俳句:末枯れ
末枯れやいずれあの世の道を行く末枯れてバス停一人影を踏む <末枯(うらがれ)晩秋・【子季語】末枯る、草枯に花残る> <末枯(うらがれ)・例句>ひとり身やどの道行くも末枯れて 菖蒲あやふるさとに近づく心末枯るゝ 高野素十使はざる指より... -
徒然俳句:行く秋
行く秋や熟した後の行く末は <行く秋(ゆくあき) 晩秋>【子季語】逝く秋、秋の別れ、秋の名残、秋の行方、残る秋、秋の末、秋の終り、秋の果、秋行く、秋過ぐ <行く秋(ゆくあき):例句>行く秋や夜空に映える観覧車 近藤憙治行く秋の真夜中千... -
徒然俳句:薄野
薄野やパラグライダー滑降す <芒(すすき)三秋>【子季語】薄、一叢薄、糸薄、一本薄、鬼薄、芒原、まそほの薄、真赭の糸、むら薄 、鷹の羽薄、はた薄、薄の糸、薄野、乱れ草、袖波草、露曾草、頻浪草、縞薄 <薄野:例句>すすき野や背が日暮れをひ...