モーロクし自愛か怠惰雪おんな
<雪女郎(ゆきじょろう、ゆきぢよろう)晩冬>
【子季語】雪女、雪坊主、雪の精
雪国の伝説にある雪女、雪の精のこと。幾月も雪にとざされる豪雪地方では、迫りくる闇、吹雪の夜の風の音など、いろいろな自然現象がときに幻想となって現れたりする。雪夜に人を惑わすというその美しさ、恐ろしさが今も語り継がれている。(「きごさい歳時記」)
<雪女郎:例句>
雪をんな紐一本を握りたる 鳥居真里子
山風や雪女より北に棲み 馬崎千恵子
みちのくの雪深ければ雪女郎 山口青邨
帰るバスなくなつてをり雪女郎 火箱游歩
うつぶせの寝顔をさなし雪女 眞鍋呉夫
<なんと見事な平城宮跡、どうして電車が通る? 緩いカーブも、なぜ?>・1月1日
https://www.asahi.com/articles/ASQDR42LCQD6POMB006.html