2022年4月– date –
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徒然俳句:亀鳴く
亀鳴くや難聴となり聞こえざるリベラルの胡散臭さや亀が鳴く <穀雨(こくう),旧暦=3月 中>初候 葭始生(よし はじめて しょうず) <春時雨、花時雨、春雨、春駿雨、菜種梅雨、催花雨…情緒あふれる雨の名前>春の雨にはさまざまな名前・呼び名があ... -
たべもの俳句:桜漬
桜漬しあわせ合わせ箸休め <桜漬(さくらづけ)・晩春>八重桜の花を塩漬けにしたもの。お祝いの席などでは、これに熱湯を注いだ桜湯が供される。茶碗の中で桜の花がゆっくり開いてゆく。 塩抜きをして、ちらし寿司の飾りにも用いられる。花漬(はなづけ... -
モーロク俳句:春の闇
モーロクし寝返りばかり春の闇消えていく記憶モーロク春の闇モーロクし百鬼夜行の春の闇まんぼうを見てモーロク春の闇 <穀雨(こくう),旧暦=3月 中><初候 葭始生(よし はじめて しょうず)> * 長生き地獄 (SB新書・松原 惇子 (著))孤独死や無... -
徒然俳句:竹の秋
子育ては何を犠牲に竹の秋 <竹の秋(たけのあき) 晩春>【子季語】 竹秋ふつうの樹木は秋に紅葉(黄葉)するが、竹は春に黄変する。これを、竹の秋という。筍に栄養分を費やすためである。逆に、秋には、筍が一人前の竹となり、若葉を茂らせる。これを... -
たべもの俳句:レタス
レタス好き吾は青虫レタス喰う<「太陽のタマゴ」初競り、2玉で過去最高の50万円…前年より30万円高く>・2022/04/14 ・https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220414-OYT1T50089/ <線路もつり革も駅長もの「まるで近鉄」な店 「鉄分」多めのたこ焼き... -
モーロク俳句:躑躅・つつじ
あちこちに躑躅が咲いてモーロクすつつじ咲くモーロク頭忙しき <日本各地の美しい桜をドローンなどの映像で 「さくらだより」#2>・4月16日https://www.asahi.com/articles/ASQ4G62GVQ4FDIFI00J.html <旬のタケノコ味わって…越前町の「おもいでな」隣接... -
徒然俳句:蝶
宇宙までらせん階段蝶が舞う見目などはよくも悪くも蝶は蝶喜寿となり庭に時々紋黄蝶 <蝶:例句>蝶は測るフードコートの奥行を 東国原英夫(プレバト) <青い空を悠々と こいのぼり3500匹泳ぐ 熊本・杖立温泉>・2022/4/12https://mainichi.jp/graphs... -
たべもの俳句:クレソン
クレソンを添えし一皿野辺の風 <見上げてイチゴを収穫 吉野ヶ里のユニークな観光農園>・2022/04/07https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20220407-OYTNT50049/ <豊作のはずが高値、京都の朝掘りタケノコ 初競り最高価格は4キロ4万円>・4/15・... -
モーロク俳句;山笑ふ
モーロクし口約束や山笑ふモーロクしひとり旅無理と山笑う山笑ふモーロク人を隔てけりモーロクし死は馴れ馴れし春の山モーロクし何に極まり山笑う <純白でかれん…ミズバショウ見頃 福井市栃泉町「槙山水芭蕉の郷」で見頃>・4月12日・https://www.hokuri... -
徒然俳句:桜散る
桜散る愚直に生きて桜散るパックして桜散る夜過ごす人桜散るその夜の夢はあの世かな散り際の花の覚悟を見習って桜散る海に散りけり瀬戸の島散りゆけば見る影もなく花の屑善悪を全て丸めて花筏 散る条理わかりはすれど桜散るこころざしどこへ埋めよう桜散...