歳時記俳句– category –
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徒然俳句:八月尽
ひとり見るスーパームーン八月尽八月尽秋田こまちを買いおきて八月尽草の勢い衰えずうらやまし草の勢い八月尽救急車今日も深夜に八月尽 <八月尽:例句>本牧の夜はジャズ流れ八月尽 中村光正うたかたの海辺の恋や八月盡 吉屋信子煮浸しの鮃を返... -
徒然俳句:新涼
新涼やパソコン元気取り戻し新涼にブログ原稿進みけり<近づく夏の終わり…松本市の乗鞍高原でマツムシソウが見頃>・8月28日https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000036683 <新涼:例句>新涼やさらりと人をかはしもす ... -
徒然俳句:残暑
残暑かな朝夕だけに生きている残暑です社説変わらず駄文かな<色鮮やかに「さまざまな表情」 湯遊ランドはなわ・ダリア園>・08/27https://www.minyu-net.com/news/detail/2024082709295126064 <残暑(ざんしょ)【秋―天文―初秋】・例句>日めくりを剥ぎ... -
徒然俳句:流れ星
一流と二流三流星流る星流る余生終活日々流る存在や我は我なり星流る流れ星言葉が足りず誤解され意味のなき社説も多く星流る流れ星緊急エリアメールあり <流星:例句>流星に万物音を断ちにけり 山田弘子流星といはれて仰ぐ夜風かな 稲畑汀子... -
徒然俳句:藪蘭(やぶらん)
庭隅に藪蘭ひそと花咲かせ <藪蘭(やぶらん) 初秋>ユリ科ヤブラン属の多年草。山地の樹陰などに自生するが、庭や公園に植えられる園芸種もある。根元から伸びる、剣状の細長い葉は、五十センチにもなる。葉の色は濃緑色であるが園芸種には斑が入ってい... -
徒然俳句:みそはぎ・禊萩(みそぎはぎ)
「純愛」は昭和の遺産禊萩 <千屈菜(みそはぎ) 初秋>【子季語】聖霊花/水掛草/鼠尾草/溝萩/水懸草/水萩/草萩 <禊萩(みそぎはぎ)>夕風や溝萩は闇宿しつつ 朝妻力溝萩の咲けば偲べる人のあり 稲畑汀子みそはぎや仏と同じもの食ぶる ... -
徒然俳句:桔梗
ひとときを青紫花色桔梗かな<秋の七草がもう見頃 小豆島の山中でキキョウの花咲く>・8月21日https://www.asahi.com/articles/ASS8N4TK1S8NPLXB005M.html <桔梗:例句>夏草にまじりて早き桔梗哉 正岡子規けふの暑ささめ行く門に桔梗花 右城暮... -
徒然俳句:露草
あざとさを隠す儚げ露草は <露草(つゆくさ)三秋>【子季語】月草、かま草、うつし花、蛍草、青花、帽子花、百夜草 <露草(つゆくさ)【秋―植物―初秋】・例句>露草や朝餉の前の畑仕事 田所洋子露草の紺や近江の湖と空 足立典子風無くも露... -
徒然俳句:白木槿
終活で古本整理白木槿<オレンジや黄色、一面に咲き誇る 飯舘・道の駅向かいの花畑>・08/20https://www.minyu-net.com/news/detail/2024082010064325872 <白木槿:例句>オートバイ白い木槿に来て止まる 中林明美チマ・チョゴリ真白き木槿思ひけり ... -
徒然俳句:赤のまま
面倒が嫌と嘆いて赤のまま <赤のまんま(あかのまんま)初秋>【子季語】犬蓼の花、赤のまま、赤まんま、花蓼 <赤のまま・犬蓼等:例句>此の辺の道はよく知り赤のまま 高浜虚子つれづれの旅にもありぬ赤のまま 森澄雄酒倉に親しきものや赤の...