モーロク俳句– category –
-
モーロク俳句:芙蓉の実
モーロクし明日こそわと実の芙蓉 <芙蓉の実(ふようのみ )仲秋>芙蓉はアオイ科フヨウ属の落葉低木。七月から十月にかけて枝の上部に大輪の一日花をつける。花のあとから球形の果実が実り、熟すと五裂する。実の直径は二、三センチ。 <仏像好きでも意... -
モーロク俳句:通草の実
モーロクしやぶれ雑巾通草の実 <海王星の輪くっきり ウェッブ宇宙望遠鏡観測>・2022/9/22https://www.sankei.com/article/20220922-WD2ICVO63FKBFGHOZMQ6WNK3CM/ <日本最東端の銭湯・根室「舞の湯」 ガスに煙る漁港の風呂場を訪ねて>・2022.09.23http... -
モーロク俳句:花野・大花野
モーロクしあの世に誘う大花野モーロクし気遣い言葉大花野モーロクし命等しく花野道 <唐戸山神事相撲>・開催日・9月25日(日)開催地・石川県羽咋市 唐戸山相撲場・羽咋神社 <大人の風格ちらり オウギバトの赤ちゃん>・2022/9/21https://www.sankei.c... -
モーロク俳句:柳散る
モーロクし遠き日もあり柳散るモーロクし私の窓の柳散る <柳散る(やなぎちる)仲秋>【子季語】黄柳、柳黄ばむ、散る柳秋の中頃、葉は黄ばみ、一葉ずつ、時をかけて散り尽す。たおやかに揺れて散るさまは、秋そのもの。(「きごさい歳時記」) <学芸万... -
モーロク俳句:秋の彼岸
モーロクし秋の彼岸ももの悲し <秋分(しゅうぶん),旧暦=8月 中>初候 雷乃収声(らい すなわち こえを おさむ)雷が鳴らなくなり、虫は冬ごもりの支度を始め、田の水は落とされ稲刈りが始まります。 <豪雨にもコロナにも負けず 瀞峡の観光船復活... -
モーロク俳句:彼岸花・曼珠沙華
モーロクし骨の痛みや彼岸花モーロクし死の闇を見る彼岸花モーロクし生きて残され彼岸花モーロクしふつふつ雑念秋彼岸モーロクし少し疲るる曼珠沙華モーロクしなるようになれ曼珠沙華 <「閉ざされた世界」京都の光照院、本堂・五葉の松をライトアップ>・... -
モーロク俳句:蓑虫
モーロクし蓑虫のごと生きるかな吊されて蓑虫の色モーロクす鬼の子もモーロクするか糸揺らす<最果てエリアの酪農町、油の香り「美肌」の名湯 豊富温泉「川島旅館」>・2022.09.09・https://www.asahi.com/and/article/20220909/422389808/?iref=comtop_A... -
モーロク俳句:月あれこれ
けふの月すべてを赦しモーロクす<一周回って再び脚光「ジャズ喫茶」、高級オーディオの奏でる大音量を求め>・2022/09/16 ・https://www.yomiuri.co.jp/culture/music/20220915-OYT1T50246/ <美しい水辺の町・倉敷美観地区の「味覚の宿」に宿泊。名建築... -
モーロク俳句:鰯雲
モーロクし頭の奥に鰯雲モーロクし更にモーロク鰯雲モーロクし言葉少なく鰯雲 <文学周遊 平野啓一郎「ある男」宮崎県西都市(写真で見る文学周遊)>https://www.nikkei.com/photo/special/article/?ng=DGXZQOFH2371P0T20C22A8000000 <”水晶”のビーチと7... -
モーロク俳句:地虫鳴く
地虫鳴くモーロクすれば地獄とも <末候 玄鳥去(げんちょう さる)> <ぐるっと山と川と街 盛岡市・岩山公園>・2022/9/11https://mainichi.jp/graphs/20220909/mpj/00m/040/039000f/1 <「ガンツウ」瀬戸内の多島美を愛でる、船上であることを忘れて...