モーロク俳句– category –
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モーロク俳句:実万両
モーロクし足ること知って実万両 <万両(まんりょう、まんりやう)三冬>【子季語】実万両ヤブコウジ科の常緑低木で、葉の下に直径六ミリ位の実をつける。まれに黄色や白い実をつける品種があり、黄実万両、白実万両と呼ばれる。千両と共に正月の縁起物と... -
モーロク俳句:寒禽
寒禽が庭で遊んでモーロクす <冬の鳥(ふゆのとり) 三冬>【子季語】冬鳥/寒禽/かじけ鳥冬に見る鳥の全般である。雪の上の鴉や雀、ピラカンサなどの実に群れている椋鳥など、種類はさまざま。(「きごさい歳時記」) <THE古墳・「聖域に入った」仁徳... -
モーロク俳句:ポインセチア
モーロクしポインセチアの赤眩し <ポインセチアの特徴>ポインセチアはメキシコの山地原産のユーフォルビア・プルケリマ(Euphorbia pulcherrima)を改良してつくられました。野生種は軽い霜に当たっても枯れないぐらいの耐寒性がありますが、園芸品種は... -
モーロク俳句:龍の玉
モーロクし遊びもできず龍の玉不器用に生きてモーロク龍の玉 <龍の玉(りゅうのたま)三冬>【子季語】 蛇の髯の実、竜の髯の実龍の髯の実である。山野の林中に自生し、庭園にも植えられる。 初夏のころ淡紫色の小花を咲かせ、晩秋から冬にかけてえん... -
モーロク俳句:霜・霜の花
モーロクしまぶたの裏に霜の花 <霜(しも)三冬>【子季語】 霜解、霜晴、大霜、深霜、強霜、朝霜、霜の声、霜凪、霜雫、霜の花、霜日和、霜だたみ晴れた寒夜、空気中の水蒸気がそのまま冷え、屋外の物や地面にふれて、その表面についた氷。「万葉集」以... -
モーロク俳句:笹鳴(ささなき)
モーロクし意地を張らずに笹鳴けり <笹鳴(ささなき)三冬>【子季語】 小鳴、笹子、笹子鳴く、鶯の子鳴く鶯は冬になると餌を求め、山を下り人里で暮らす。鳴き声の美しい鶯も冬にはチャッ、チャッ、という地鳴きしかできない。幼鳥に限らず、冬の鶯の鳴... -
モーロク俳句:十二月
モーロクし鬼のカクラン十二月モーロクし寂しさあとひく十二月モーロクし口数少し十二月極月にたましひ捨ててモーロクすモーロクしモーロクの夢十二月モーロクし赤羽で飲む十二月モーロクしこんがらがって十二月 <亀屋光洋(かめやこうよう)【山茶花(さ...