歳時記俳句– category –
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徒然俳句:秋高し・空高し
日々変化スロージョギング秋高し秋高し飽食日本胃袋よ小銭入れチャックはち切れ空高し <秋高し(あきたかし)三秋>・【子季語】秋高、天高し、空高し <末候 蟋蟀在戸(きりぎりす とにあり)> <秋高し:例句>シャツの胸LOVEと染められ天高し 岩崎... -
徒然俳句:秋夕焼け
あの世まで梯子かけるか秋夕焼け秋夕焼けほどよく薄れ夕餉かなクルーズで瀬戸の優雅な秋夕焼け <錦秋、黒部立山 アルペンルート紅葉見頃>・2023/10/14https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/1208104 <秋夕焼け:例句>もう一度呼ばれて帰る秋夕焼 ... -
徒然俳句:秋の蝶
先行きの命はかなく秋の蝶<ソバの花 ピンク色鮮やか見頃に 福井県大野、高齢者栽培>・10月13日https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000034560 <コハクチョウ、今季初飛来 安曇野の御宝田遊水池>・10月15日https:/... -
徒然俳句:烏瓜
熟れきって明日は別れか烏瓜 <烏瓜(からすうり)晩秋>【子季語】 王瓜、王章ウリ科の多年草。山野に自生する蔓草。夏に白いレースのような 花を咲かせ秋に実をつける。実は卵形で、縞のある緑色から熟し て赤や黄に色づく。(「きごさい歳時記」) <... -
徒然俳句:紫式部・実紫
ただ丸くその実を誰に実紫 <紫式部(むらさきしきぶ) 晩秋>【子季語】実紫/紫式部の実/小式部/白式部 <紫式部・例句>実むらさき軽みの系譜を考ふる 鍵和田[ゆう]子実むらさき銀水引と荒れまさり 黒田杏子火の中に見えて紫式部の実 岸本尚... -
徒然俳句:草の花
草の花朽ちるときまた我もまた咲き乱れ悲喜こもごもの草の花名画観る人の眼静か秋の草草いろいろ人もいろいろそれぞれに <赤城自然園が秋の装い シュウメイギク見ごろ 群馬>・10月9日https://www.asahi.com/articles/ASRB871MZRB8UHNB004.html <草の... -
徒然俳句:後の月・十三夜
十三夜空を確かめ夕ご飯 2023年10月13日からは七十二候の一つ『菊花開(きくのはなひらく)』です。菊花開(きくのはなひらく)とは、菊の花がさく頃。各地で菊の展示や菊まつり、品評会が行われます。菊には不老長寿の薬効があるとされ、古来中国から伝... -
徒然俳句:金木犀
金木犀マスクをはずし深呼吸「汚れた気」発散させる金木犀宇宙人電気は不要金木犀 <木犀(もくせい)晩秋>【子季語】木犀の花、金木犀、銀木犀、薄黄木犀、桂の花 <木犀(もくせい)・例句>木犀の匂の中ですれ違ふ 後藤比奈夫怒涛に黒牛銀... -
徒然俳句:鰯雲
鰯雲男の美学靴磨き鰯雲空いっぱいに風紋を <富士と花々が共演 9万株が見ごろ 山梨県富士河口湖町>・10月8日https://www.asahi.com/articles/ASRB77HQBRB7UZOB003.html <鰯雲:例句>鰯雲故郷の竈火いま燃ゆらん 金子兜太丸善にノートを買つて鰯... -
徒然俳句:どんぐり
どんぐりも子供も自我が芽生えけり <コスモス2800万本 色づくコキアも 大分の秋、始まります>・10月5日https://www.asahi.com/articles/ASRB47J31RB4TPJB002.html <どんぐり:例句>あきらめた夜を団栗かんかん鳴る 櫂未知子どんぐりが一つ落ちたり...