歳時記俳句– category –
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徒然俳句:寒月
寒月をうば捨て山にちさき吾 <寒月(かんげつ)晩冬>厳寒の空にさえざえとある月。満月に近い寒月の夜は、冷たい月光が降り注ぎ建物の影や自分の影が地面に黒々と落ちる。いよいよ寒さが身に滲みて、帰宅の足も自ずと早まる。(きごさい歳時記)<岐阜... -
徒然俳句:冬
冬なれば冬の営み冬の庭 <雉始雊(きじ はじめて なく)><凍った湖に浮かぶ水玉模様 北海道・上士幌町>・2024/1/10https://www.sankei.com/article/20240110-WWQF6QV7IZNCPCKBC34DDNYYCU/ <流氷、紋別沖40キロで初観測 海保、平年より1週間早... -
徒然俳句:小正月
昼酒にうかうか酔いし小正月 <「初春の花見」蝋梅&寒紅梅「穴場スポット」! 絶景12000本「ろうばいの郷」と「群馬フラワーランド」見ごろ1月「花めぐり」【群馬県安中市】>・2024.1.11https://bravo-m.futabanet.jp/articles/-/124652?page=1#goog_rew... -
徒然俳句:寒北斗
過ちは吾に有りしか寒北斗寒北斗国歌斉唱ボクシング<冬季限定!ぽかぽか「こたつ舟」でライン下り 冬の長瀞・荒川を豆炭こたつで堪能 2月末まで運航>・2024/01/09・https://www.saitama-np.co.jp/articles/61938 <寒北斗:例句>さらす身の十七文字... -
徒然俳句:福寿草
福寿草けなげな花が数競う <五大龍神めぐると御朱印 新たに金の「狛龍」も 奈良・春日大社>・2024/1/7https://mainichi.jp/articles/20240107/k00/00m/040/053000c <福寿草:例句>色こぼすよりの日数の福寿草 稲畑汀子善根は我が身にありぬ福寿... -
徒然俳句:去年今年
痴呆症増加加速し去年今年山河には定位置ありて去年今年AIに振り回されて去年今年新聞の社説むなしく去年今年勝部の火まつり若者乱舞去年今年<ロウバイ甘く香る 群馬・安中市>・1月9日https://kitakan-navi.jp/archives/194186 <去年今年:例句>踏み... -
徒然俳句:火の用心
火の用心演歌のこぶし無用なり <火の番(ひのばん) 三冬>【子季語】火の用心/夜廻り/夜番番屋/火の番小屋/夜番小屋/夜警/寒柝夜、火事が出ないように市中を見回ること。火の始末の注意喚起の声を上げながら、寒柝を打ち鳴らして回る。一人で回ることも... -
徒然俳句:日向ぼこ
日替わりのあめ玉一個日向ぼこ忘れゆくあれもこれもと日向ぼこ <コハクチョウ幻想的、一斉に羽ばたく 飛来している川、昨年は3月まで羽を休めていた 輝く霧の中、感動の瞬間>・2024/01/05/https://www.saitama-np.co.jp/articles/61533 <日向ぼこ(ひ... -
徒然俳句:寒牡丹
寒牡丹いつの時代も孤高かな <上野東照宮ぼたん苑「冬の牡丹まつり」1月1日~2月25日まで。わらぼっちに包まれた可憐な牡丹が楽しめます>・https://event-checker.info/uenotoshogu-fuyubotan/ <寒牡丹(かんぼたん)・【冬―植物―三冬】・例句>一つ散... -
徒然俳句:冬ぬくし
年金のおかげで生きる冬ぬくしニュータウン冬温かし明日日本 <冬暖(ふゆあたたか)三冬>【子季語】 冬ぬくし、暖冬冬のさなかの暖かい日のこと。つめたい風も吹かない穏やかな日和。冬の恵まれた一日である。(「きごさい歳時記」) <冬暖:例句>そ...