歳時記俳句– category –
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徒然俳句:泡立草
牛のためもっと美味しく泡立草嘘つくな話しかけたる泡立草写真だと美人に見える泡立草新聞はなんだかんだ泡立草 <泡立草(あわだちそう、あわだちさう )初秋>【子季語】秋の麒麟草、背高泡立草 <泡立草(あわだちそう)【秋―植物―初秋】・例句>泡立... -
徒然俳句:芙蓉
芙蓉咲く絶望忘れ明日もまたつぎつぎと開く芙蓉もあとわずか<緑のカーテン、秋には黄金のビールへ 上富良野ホップ、収穫お盆ごろ>・8月10日https://www.asahi.com/articles/ASS8B31B9S8BIIPE006M.html <芙蓉:例句>おもかげのうするゝ芙蓉ひらきけり ... -
徒然俳句:敗戦日
SNS誹謗中傷敗戦日敗戦日たこ焼き食べて舌を焼き<【葛飾区】ピンクに染まる池の畔に蝶が舞う!水元公園「水辺のさと」でミソハギが見頃、ガガブタも人気>・8/11・https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/8a8c9c7481d170853c88fa9db8ac47a7a125728e <... -
徒然俳句:鳳仙花
偽ニュース世にはびこりて鳳仙花演歌好き孤独も好きで鳳仙花 <鳳仙花(ほうせんか)初秋>【子季語】爪紅、つまべに、つまぐれ、染指草東南アジア原産。三十~六十センチほどの茎が直立し、赤、白、紫絞りなどの花を咲かす。女の子がこの花びらの汁で爪... -
徒然俳句:椿の実
椿の実落ちて新たな命かな<1000個の風鈴が涼を呼ぶ「風鈴まつり」 京都・東光院>・2024/8/9https://mainichi.jp/graphs/20240809/mpj/00m/040/293000f/20240809mpj00m040276000p <椿の実:例句>あかあかと風の上なる椿の実 今井杏太郎くらがり... -
徒然俳句:狐の剃刀
狐の剃刀豪雨に耐えるしたたかに何を剃る狐のかみそりリコリスや <狐の剃(きつねのかみそり)初秋>日本各地の山地に自生するヒガンバナ科の多年草。春先、水仙に似た葉を出すが夏になると葉は枯れる。花期は八、九月ころで百合に似たオレンジ色の花は... -
徒然俳句:稲の花
銘柄の区別もなくて稲の花<涼風に揺れる色とりどりのダリア 長野・大岡で早くも見頃>・2024/08/07https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024080701089 <稲の花(いねのはな)【秋―植物―初秋】・例句>空へゆく階段のなし稲の花 田中裕... -
徒然俳句:西瓜
自家菜園西瓜一つが育ちけり<小浜の〝海〟音色涼やか 多田寺 「オバマブルー」ガラス風鈴100個展示>・8月8日・https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000036563 <西瓜:例句>密談のやうに西瓜を食べてをり 林すみ... -
徒然俳句:溝蕎麦
溝蕎麦は蕎麦の世界の捨て子かな<溝蕎麦(みぞそば)初秋>【子季語】 牛の額タデ科の一年草。日本各地の山野の湿地や水辺などに群生する。高さ四十センチほどで、葉は矛のような形をしている。八月から十月にかけて、枝先に淡い紅色の小花が十から二十個... -
徒然俳句:遠花火
遠花火ないものねだりポピュリズムマスコミはないものねだり遠花火巣鴨から墨田の花火遠花火引力が歪みもたらす花火かな <遠花火:例句>遠花火音のみ響くビルの底 梅沢富美男アルバムは燃やしてしまえ遠花火 樋口由紀子岐れ道ふと振り返る遠花火...