歳時記俳句– category –
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徒然俳句:鰯雲
鰯雲出刃包丁で鱗とる鰯雲専守防衛団子虫鰯雲使い切れない空の青<アイヌ民族秋サケ迎え儀式 北海道浦幌「神にささぐ」>・9月11日https://kahoku.news/articles/knp2022091101000338.html <コスモス、秋の点描 信濃町の黒姫高原>・9月13日https://ww... -
徒然俳句:小海老草(ベロペロネ)
ベロペロネ食欲の秋なに求む <「小海老草(ベロペロネ)は、キツネノマゴ科ジャスティシア属の常緑低木。原産地はメキシコで昭和初期に日本に渡来。> <成長願う「福笹飴」作り 七五三ピーク前に 名古屋・熱田神宮>・2022/9/12・https://mainichi.jp... -
徒然俳句:カンナ
ゴミ置き場カンナの花が束になり年寄りは早く死ぬべしカンナ燃え <初秋の夜、アユ追う炎 岐阜・下呂で伝統漁法「火ぶり漁」>・9月11日https://www.asahi.com/articles/ASQ9C621VQ9CUQIP002.html <コリウス見頃 色とりどりの1万3千株 武蔵丘陵森... -
徒然俳句:コスモス・秋桜
コスモスに指揮者はいらず風に揺れコスモスはやはり秋桜風に揺れいちめんの秋櫻に風そして風いまさらに雲は流れる秋櫻も風を呼び揺らぎ揺らいでコスモスや秋桜は風を呼びたりなびきたりコスモスや哲学すれどゆら揺らぎ <末候 玄鳥去(げんちょう さる)... -
徒然俳句:月・無月
世の中は作用無作用無月なり <無月(むげつ)仲秋>【子季語】中秋無月、曇る名月、月の雲陰暦八月十五日の名月の夜、空が曇って月が隠れている様子。待ちわびた月が隠れて見えないのは残念だが、かえって風情があるともいえよう。雲の厚さや動きによっ... -
徒然俳句:月
窓を開け夫婦で待つや今日の月良寛も眺めた月か円通寺名月に黙って夫婦珈琲を店舗閉じ人影もなし月夜かな <良寛さん修行の寺・玉島・円通寺>https://www.entsuji-kurashiki.jp/ * ドナルド・キーンと俳句(毬矢 まりえ (著))キーン邸の玄関には、立... -
徒然俳句:草の花・野の花・狐の孫
いろいろのおのおのおののくさのはな花の野に狐の孫がかくれんぼ富士裾野砲弾あとに草の花営々と営み続く草の花 <草の花(くさのはな)三秋>【子季語】草花、草の初花、千草の花、野の花、百草の花秋に咲く草々の花のこと。よくぞ咲いている、という思... -
徒然俳句:赤まんま
懐かしく昭和を偲ぶ赤まんまただ揺るぎただそのままに赤まんま<まるでカラフルなじゅうたん、花畑の景色楽しむ>・2022/09/08https://www.yomiuri.co.jp/national/20220908-OYT1T50247/ <長寿願う贈り物に 福岡・朝倉でリンドウの出荷がピーク>・2022... -
徒然俳句:桜紅葉
桜紅葉愛でるひまなく散りにけり桜紅葉落ち葉となれば余計者街路樹の桜もみじの後始末桜紅葉電気大学並木道 <桜紅葉・さくらもみじ/さくらもみぢ・仲秋>桜の葉が色づくこと。桜の木は日本国中どこにでもあるが、あざ やかな朱色にならないのであまり注... -
徒然俳句:吾亦紅
吾亦紅競争社会並び立ちどこまでも辛抱きわむ吾亦紅おもてなし言わぬが花よ吾亦紅清濁をすべて飲み込み吾亦紅本心は明かさず咲くや吾亦紅 <吾亦紅(われもこう、われもかう)仲秋>【子季語】 吾木香、我毛香、地楡バラ科の多年草。山野に自生する。九月...