モーロク俳句– category –
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モーロク俳句:椿咲く
めしこぼすモーロクすれど椿咲く <椿(つばき)三春>【子季語】山茶、山椿、乙女椿、白椿、紅椿、一重椿、八重椿、玉椿、つらつら椿、落椿、散椿、 藪椿、雪椿 <椿:例句>魂がうす目あけてる紅椿 松本恭子咲く重さ落ちたる重さ八重椿 前内... -
モーロク俳句:春夕焼
モーロクし悟るでもなく春夕焼 <上から撮るか、下から撮るか・「鬼滅の刃」の聖地や「天空の庭」 奈良県>https://www.asahi.com/and/article/20230207/423527515/?iref=comtop_And_01 <春夕焼:例句>一切の記憶なき町春夕焼 中村汀女さきがけ... -
モーロク俳句:草萌ゆる
モーロクを嘆く暇なし草萌ゆる <下萌(したもえ) 初春>・【子季語】萌、草萌 <末候 魚上氷(うお こおりを のぼる)> <草萌:例句>草萌ゆる誰かに煮炊まかせたし 及川貞憂愁のみなもと知らず草青む 相馬遷子草萌や並び坐るに足らぬ... -
モーロク俳句:焼野原・末黒野
モーロクし心臓怪しく焼野原モーロクし淋しうなりし末黒野 <焼野(やけの) 初春>・【子季語】焼原/焼野原/末黒野/末黒芽吹きを促すため野焼きをして黒々と焦げた野原。いま炎の上が っている野原も指す。(「きごさい歳時記」) <焼野・焼野原・例句... -
モーロク俳句:目刺し
モーロクに美学がありて目刺し喰ふこころざし痩せてモーロク目刺し焼くモーロクし引き際美学目刺し食うモーロクし固干し目刺食べづらく <目刺し:例句>あつあつの目刺のどこを齧ろうか 岩淵喜代子うたかたの世の隅目刺焦がしをり 平木智恵子ランボー... -
モーロク俳句:白梅
モーロクしされど白梅よく匂う<人の喜び・悲しみ伝える芸に思いをはせて…新潟「高田瞽女」門付け、3年ぶり再現>・2023/02/05・https://www.yomiuri.co.jp/culture/dentou/20230204-OYT1T50219/ <白梅:例句>咲き満ちて白梅の日にとけるか 師 照子... -
モーロク俳句:ふきのとう
モーロクし夢ことなりてふきのとう<猪苗代湖はワカサギ天国「1日で500匹」…湖水ほぼ中性化、原因は不明>・2023/02/03 ・https://www.yomiuri.co.jp/national/20230203-OYT1T50224/ <古典俳諧への招待 : 今週の一句・いざ雪見容す蓑と笠 ― 蕪村>ht... -
モーロク俳句:春寒し
春寒し波は光れどモーロクすモーロクし春の寒さとさびしさと <春寒(はるさむ)初春>【子季語】春寒し、寒き春、料峭春が立ってからの寒さである。余寒と同じであるが、語感や情感 のうえで微妙な違いがある。春寒は、余寒よりも春への思い入れ が強い... -
モーロク俳句:梅・梅の花
モーロクし待つこと楽し梅の花モーロクし躓きの先梅が咲く梅一輪無駄に探してモーロクすモーロクしうつらうつらと梅ひらく<琵琶湖に「冬の使者」 滋賀に観測史上最多のコハクチョウが飛来>・2月3日https://www.asahi.com/articles/ASR23524XR21PQIP011.... -
モーロク俳句:春の水
モーロクし時は流るる春の水モーロクし知恵も流れて春の水 <芭蕉の道/33 大垣 日没の城 上空にカラス>・2023/1/29https://mainichi.jp/graphs/20230123/mpj/00m/040/034000f/20230123mpj00m040022000p <春の水(はるのみず)・【春―地理―初春】・例...