モーロク俳句– category –
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モーロク俳句:朧
朧にて生死忘れてモーロクす <朧(おぼろ)三春>【子季語】草朧、岩朧、谷朧、灯朧、鐘朧、朧影、朧めく春、は空気中に水蒸気が多いので、像がぼんやりと潤んで見える。その現象を昼は霞といい夜は朧という。 <朧(おぼろ):例句>ネッシーがカバに変... -
モーロク俳句:巣箱
モーロクし入ってみたし巣箱かな <巣箱:例句>新しき巣箱うかがふ雀かな 内藤順子玄關の向き氣に入らぬ巣箱かな 中原道夫巣箱みな風の高さと思ひけり 田中美智代新しき巣箱の少し低くあり 城間芙美子巣箱かけ巣立ちはいつも知らぬ... -
モーロク俳句:春あれこれ
春だから春だからこそモーロクす<ほろよい余話:近江高島の棚田米がまろやかにふくらむ 銘酒「萩乃露」のしずく酒>・2025/3/12 ・https://www.sankei.com/article/20250312-R3PBPVZO7ZMLHEW2P2P7BSFDLU/ * モーロク日和(坪内 稔典 (著))産経新聞大... -
モーロク俳句:雪柳(ゆきやなぎ)
ゆきやなぎ何が始まるモーロクす雪柳モーロクすれば散り急ぐ <雪柳(ゆきやなぎ)仲春>【子季語】小米花、小米桜、こめやなぎ、えくぼ花、噴雪花 <雪柳(ゆきやなぎ)【春―植物―仲春】・例句>雪柳海へ傾く街の貌 角川源義雪柳白き手套の手... -
モーロク俳句:春の月
モーロクし人の世後ろ春の月モーロクし窓の向こうの春の月モーロクしマンボウ思い春の月<熱帯の情景あざやかに 石崎光瑤の新しい花鳥画―「美の履歴書」>・3月11日・https://www.asahi.com/articles/AST3B32R9T3BUCVL03CM.html <春の月:例句>外にも出... -
モーロク俳句:辛夷
辛夷散る白の狼藉モーロクす<全てが一点ものの藍染め和紙アート 豪華クルーズ船「飛鳥Ⅲ」を彩る>・3月11日・https://www.asahi.com/articles/AST383PXST38PUTB006M.html <辛夷(こぶし)【春―植物―仲春】・例句>一弁の疵つき開く辛夷かな 高... -
モーロク俳句:ミモザの花
虚空かなミモザの花にモーロクす<街道絵巻に藤田嗣治の大壁画、勝平得之の版画 秋田市のアートゾーンを歩く>・味・旅・遊・2025/3/9 ・https://www.sankei.com/article/20250309-PGLHT77LA5PIRBCVFIRX6XRDZE/ <ミモザの花:例句>やんはりと理を説く君... -
モーロク俳句:たんぽぽ
たんぽぽやモーロク進みぱぴぷぺぽモーロクし弾圧されるたんぽぽにたんぽぽを数えモーロクなにもない<三重の祭りを撮り続ける種橋マミさん写真展 「どうか途絶えないで」>・2025/3/9 ・https://mainichi.jp/graphs/20250308/mpj/00m/040/009000f/202503... -
モーロク俳句:春の雲
公園でランチモーロク春の雲<梅の名所、京都・北野天満宮などで梅が見ごろに>・2025/3/9https://mainichi.jp/graphs/20250309/mpj/00m/040/193000f/20250309mpj00m040167000p <春の雲:例句>いくつものトンネルぬけて春の雲 石山惠子春の雲おおい... -
モーロク俳句:雪間草
モーロクし死ぬために生き雪間草<いで湯に抱かれた城下町:山形県・上山温泉>・2025.03.08・ミヤコ カエデ・https://agora-web.jp/archives/250306211627.html <雪間草:例句>摘むほどの丈にあらねど雪間草 鷹羽狩行声かけて手足励ます雪間草 ...