モーロク俳句– category –
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モーロク俳句:冬空
冬空に物分かりよくモーロクす <虹蔵不見・にじかくれてみえず><小雪(しょうせつ)>曇り空が多くなる頃。陽射しが弱まり、虹を見ることが少なくなります。見ることができても、夏の空のようなくっきりとした虹ではなく、ぼんやりとすぐに消えてしま... -
モーロク俳句:枯葦
枯葦原なびきモーロク眠られぬ <かれんな花、美しいグラデーション描く コスモス、10万本満開>・2022/11/16https://mainichi.jp/articles/20221115/k00/00m/040/190000c <もみじ谷の美、五平餅の味、紅葉入り御朱印 岐阜・大矢田神社で秋満喫>・11月... -
モーロク俳句:落葉焚
モーロクしされど投票落葉焚 <ヒマラヤ桜開花 見頃早い?―熱海>・11月15日https://digital.izu-np.co.jp/news/society/53570 <清水の舞台彩る1000本のモミジ…18日から夜間特別拝観>・2022/11/17https://www.yomiuri.co.jp/national/20221117-O... -
モーロク俳句:おじや
モーロクしおじやおじやの暮らしかな <雑炊(ぞうすい、ざふすい)三冬>【子季語】おじや、餅雑炊、鶏雑炊、牡蠣雑炊、鱈雑炊、薯雑炊、韮雑炊、卵雑炊、味噌雑炊鍋物の汁、味噌汁、吸い物の汁など残った汁にご飯を入れて煮たもの。野菜や魚介類などを加... -
モーロク俳句:返り花
モーロクし感動もなく返り花モーロクし友の名忘れ返り花モーロクし笑い忘れて返り花 <帰り花(かえりばな、かへりばな)初冬>【子季語】 返り花、帰咲、二度咲、忘花、狂花、狂咲初冬、小春日のころに返り咲く花をいう。桜・桃・梨・山吹・つつじなどに... -
モーロク俳句:冬支度
心なしモーロクすれど冬支度 <金盞香きんせんかさく>七十二候は「金盞香(きんせんかさく)」を迎えました。金盞(きんせん)は水仙のことで、「咲く」とはいわず「香(かぐわ)し」と表現されているように、気品のある芳香と、清楚なその姿は室町時代... -
モーロク俳句:初氷
モーロクし足もとあやし初氷モーロクし心ささくれ初氷 <地始凍・ちはじめてこおる>冬の冷気のなかで、大地が凍りはじめる頃。朝は霜が降り、場所によっては霜柱がみられるところもあります。夜は冷え込みがいっそう厳しくなるので、部屋の窓の結露にも... -
モーロク俳句:柿落葉
柿落葉散文的にモーロクす <えと人形作り最盛期 東京・今戸焼>・2022/11/11https://mainichi.jp/graphs/20221111/mpj/00m/040/029000f/20221111mpj00m040025000p <おかえりボンネットバス 38年ぶり、伊勢に里帰り>・2022/11/6https://www.sankei.c... -
モーロク俳句:朴落葉
朴落葉空の乾きにモーロクす <朴落葉(ほおおちば、ほほおちば)初冬>【子季語】朴散る冬になり錆び色に枯れて落ちた朴の葉。朴の葉は大きく、その落ち葉も迫力がある。山などで、壊れずにきれいに落ちたものを見かけると、まるでオブジェのようである... -
モーロク俳句:銀杏落葉
モーロクし夢は一睡公孫樹散る銀杏落葉モーロクリスク踏み滑り <銀杏落葉(いちょうおちば、いてふおちば)初冬>銀杏の黄落。明るく散り敷いた銀杏落葉は、路上や神社の境内などを美しく染め上げる。葉の形も独特で、古くから日本人の好む意匠である。 ...