モーロク俳句– category –
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モーロク俳句:三寒四温
三寒四温笑い涙しモーロクす <三寒四温(さんかんしおん、さんかんしをん)晩冬>【子季語】三寒、四温、四温日和春が近い頃の気象現象。ほぼ七日間周期で天気が変化する。三日ほど寒い日が続いたあとで四日ほど暖かい日がつづく。(「きごさい歳時記」... -
モーロク俳句:冬あれこれ
モーロクし昨日も今日も冬の風モーロクし冬の朝日はまぶしけりモーロクし冬の欅のやうである <七十二侯、最後の一侯は「雞始乳(にわとりはじめてとやにつく)」「とや」は鳥屋で、鳥を飼っている小屋。「とやにつく」は、鶏が卵を抱いて巣に籠ることを... -
モーロク俳句:冬すみれ
モーロクし哀歓なくし冬すみれモーロクし待つことできず冬菫冬すみれ咲けど死にたくモーロクし <冬菫(ふゆすみれ)晩冬>【子季語】寒菫、冬の菫 <冬菫:例句>冬すみれおのれの影のなつかしき 川崎展宏哀歓はとつぜんに来る冬すみれ 中村与謝... -
モーロク俳句:寒雀
モーロクし筋書きもなく寒雀 <温泉ファンに愛される、標高2000mの「雲上の秘湯」で雪見風呂を堪能|今こそ日本の名宿へ(第16回)長野県高峰温泉・ランプの宿 高峰温泉>・2023.01.20https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/73473 <寒雀:例句>寒雀子... -
モーロク俳句:河豚
不器用に生きてモーロク河豚の毒モーロクし吾もいずれに河豚提灯<味・旅・遊:鬼棲む「地獄谷」温泉・グルメ堪能 雪景色に立ち上る湯気 北海道・登別>・2023/1/18・https://www.sankei.com/article/20230118-FOG5WTCR7NLP5I4VS6NRCNXFSU/ <河豚:例句... -
モーロク俳句:寒椿
モーロクし片意地張りて寒椿モーロクし今を生きるや寒椿モーロクし嘘も方便寒椿<ニッポン楽旅事典・群馬県渋川市 伊香保温泉石段街干支巡りで縁起物探し>・2023/1/19・https://www.sankei.com/article/20230119-2LPOM7W23VNI7JD7MDKOIW2UOE/ <寒椿、冬... -
モーロク俳句:冬深し
モーロクし自愛か怠惰冬深し <次候 水沢腹堅(さわみず こおりつめる)><サルだって温泉楽しみたい 湯加減に強いこだわり、函館>・2023/1/14https://www.sankei.com/article/20230114-QRXQ2ZDFT5OKDGOZMLE3DZO34U/ <冬深し:例句>冬深しからだ全... -
モーロク俳句:冬木の芽
モーロクし一歩踏み出す冬木の芽 <おさんぽ写真 @Photo>・2023/1/14https://mainichi.jp/graphs/20230114/mpj/00m/040/072000f/20230114mpj00m040046000p <冬木の芽:例句>とんがって風切る冬木の芽の容 高澤良一げんまんの思はぬ力冬芽立つ ... -
モーロク俳句:寒晴れ
モーロクし眠気ばかりの寒晴れや <寒晴(かんばれ)晩冬>【子季語】寒日和厳寒中の晴天のこと。空気は乾燥して、はるかまで冴え冴えと澄み渡る。冬晴よりも温度感は低い。(「きごさい歳時記」) <寒晴:例句>弦月の弦とけてゐる寒の晴 本井 英... -
モーロク俳句:あかぎれ
モーロクしあかぎれ哀れ薬塗る <皸(あかぎれ)晩冬>【子季語】あかがり、皸薬寒さにより血行が悪くなった手足に乾燥が加わり、皮膚の表面に亀裂が生じ裂けた状態。血が出ることもある。 (「きごさい歳時記」) <あかぎれ:例句>あかがりや哀れ絹地...