モーロク俳句– category –
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モーロク俳句:片栗の花(かたくりのはな)
片栗の花震へ合ひモーロクす <片栗の花(かたくりのはな) 初春>【子季語】:かたかごの花、ぶんだいゆり、かたばなうばゆり、かたばな、はつゆりゆり科の多年草で山地の樹陰などに多く自生する。早春地上に二葉を出してその間から長い花茎をのばし姫... -
モーロク俳句:春風・春の風
春の風モーロクすれどありがとう春風や行方を知らずモーロクし <雨水(うすい),旧暦=1月 中>初候 土脉潤起(つちのしょう うるおい おこる)<日枝神社の白梅が開花 赤坂に春の訪れ告げる>2023.02.13https://akasaka.keizai.biz/headline/3933/ ... -
モーロク俳句:猫柳
モーロクし融通効かぬ猫柳モーロクし化けてみせるか猫柳 <ネズミっぽいけどゾウに近い? ケープハイラックスの赤ちゃん誕生> 2023/2/10https://mainichi.jp/articles/20230209/k00/00m/040/179000c <猫柳:例句>ときをりの水のささやき猫柳 中村汀... -
モーロク俳句:安吾の忌
モーロクし堕ちるその先安吾の忌 <「安吾忌」とは、昭和三十年二月十七日に亡くなった小説家、坂口安吾の忌日。代表作は『堕落論』。> <水中写真連載 So Blue・愛情表現? 実はけっこう痛いホンソメワケベラの「キス」>2023/2/8 ・https://mainichi... -
モーロク俳句:椿咲く
めしこぼすモーロクすれど椿咲く <椿(つばき)三春>【子季語】山茶、山椿、乙女椿、白椿、紅椿、一重椿、八重椿、玉椿、つらつら椿、落椿、散椿、 藪椿、雪椿 <椿:例句>魂がうす目あけてる紅椿 松本恭子咲く重さ落ちたる重さ八重椿 前内... -
モーロク俳句:春夕焼
モーロクし悟るでもなく春夕焼 <上から撮るか、下から撮るか・「鬼滅の刃」の聖地や「天空の庭」 奈良県>https://www.asahi.com/and/article/20230207/423527515/?iref=comtop_And_01 <春夕焼:例句>一切の記憶なき町春夕焼 中村汀女さきがけ... -
モーロク俳句:草萌ゆる
モーロクを嘆く暇なし草萌ゆる <下萌(したもえ) 初春>・【子季語】萌、草萌 <末候 魚上氷(うお こおりを のぼる)> <草萌:例句>草萌ゆる誰かに煮炊まかせたし 及川貞憂愁のみなもと知らず草青む 相馬遷子草萌や並び坐るに足らぬ... -
モーロク俳句:焼野原・末黒野
モーロクし心臓怪しく焼野原モーロクし淋しうなりし末黒野 <焼野(やけの) 初春>・【子季語】焼原/焼野原/末黒野/末黒芽吹きを促すため野焼きをして黒々と焦げた野原。いま炎の上が っている野原も指す。(「きごさい歳時記」) <焼野・焼野原・例句... -
モーロク俳句:目刺し
モーロクに美学がありて目刺し喰ふこころざし痩せてモーロク目刺し焼くモーロクし引き際美学目刺し食うモーロクし固干し目刺食べづらく <目刺し:例句>あつあつの目刺のどこを齧ろうか 岩淵喜代子うたかたの世の隅目刺焦がしをり 平木智恵子ランボー... -
モーロク俳句:白梅
モーロクしされど白梅よく匂う<人の喜び・悲しみ伝える芸に思いをはせて…新潟「高田瞽女」門付け、3年ぶり再現>・2023/02/05・https://www.yomiuri.co.jp/culture/dentou/20230204-OYT1T50219/ <白梅:例句>咲き満ちて白梅の日にとけるか 師 照子...