モーロク俳句– category –
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モーロク俳句:しゃぼん玉
しゃぼん玉モーロクせずとも消えるのみ <美しい青紫の翼 国の天然記念物ルリカケス、奄美の民家で子育て中>・3月8日https://www.asahi.com/articles/ASR385F6NR32TLTB004.html <しゃぼん玉:例句>喪失てふあをぞらへ吐く石鹸玉 櫂未知子地を天に... -
モーロク俳句:春炬燵
モーロクし堕落極まる春炬燵モーロクし魂抜けて春炬燵 <次候 桃始笑(もも はじめて わらう)><フォト:開花を前に東京・銀座で「めっちゃ桜」>・2023/3/7https://www.sankei.com/article/20230307-DAECTVD6WFJ2NJMKY6Y42ASCEY/ <春炬燵:例句>春... -
モーロク俳句:こぶし・辛夷
咲き満ちて雨の辛夷やモーロクすモーロクし辛夷は白く高すぎるモーロクし山河無縁に花辛夷 <辛夷(こぶし)仲春>木筆、山木蘭、幣辛夷、やまあららぎ、こぶしはじかみ、田打桜 <こぶし・辛夷:例句>卵生のラフマニノフや白辛夷 増田まさみ咲き... -
モーロク俳句:春めく
モーロクす良きも悪きも春めきて春めくとつぶやく男モーロクし <麗しい春色 宇都宮城址公園でカワヅザクラ見頃【動画】>3/7https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/710937?top <春めく:例句>春めきて沢庵うまき膳に坐す 前島長路春めくを図... -
モーロク俳句:水温む
すり切れてモーロクすれど水温むモーロクしされど米研ぐ水温む <水温む(みずぬるむ、みづぬるむ) 仲春>【子季語】温む水、温む沼、温む池、温む川春になって、水の温かさを増してくること。それに伴って芽ぐんだ水草は成長し、水に棲む生きものは活... -
モーロク俳句:木の芽・木の芽雨
木の芽雨きのうの続きモーロクし木々芽吹く吾はモーロク進みたる庭木みな芽吹いて吾はモーロクすモーロクし聞けど聞こえず木の芽風 <木の芽(このめ)三春>【子季語】木の芽時、木の芽雨、木の芽風、きのめ、雑木の芽、名の木の芽 <木の芽:例句>なほ... -
モーロク俳句:啓蟄
啓蟄やモーロクすれど前を向き啓蟄やモーロクすれどまだにんげん <二十四節気 / 啓蟄>七十二候 /第七候(初候)蟄虫啓戸 (すごもりのむしとをひらく)3/6〜3/10第八候(次候)桃始笑(ももはじめてさく)3/11〜3/15第九候(末候)菜虫化蝶(なむしちょ... -
モーロク俳句:春の雪
降れ降れとモーロクすれど春の雪ぼたん雪モーロク吾の余命かなモーロクしふるふる最後春の雪モーロクし吾のこの道春の雪モーロクしふと気づいたら春の雪<春告げる高野の火まつり 露侵攻終結も祈願>・2023/3/5https://www.sankei.com/article/20230305-S... -
モーロク俳句:たんぽぽ
モーロクしたんぽぽ花に嫉妬するたんぽぽは咲けどモーロク孤独なり* たんぽぽ(荒井真紀 (著, イラスト))ふしぎにみちたタンポポの一生を美しい細密画で描いた絵本。 <蒲公英:例句>あすが来てゐるたんぽぽの花びらに 三橋鷹女あたたかくたんぽぽ... -
モーロク俳句:ひな祭り
モーロクしむかしにかえり雛の夜* おひなまつりのちらしずし (福音館・平野 恵理子 (著, イラスト))ノブはひなまつりのちらしずしが大好き! 今年も楽しみにしていると、お母さんがいいました。「ことしは、なおもいっしょにつくるのよ」。えっ、なおネ...