モーロク俳句– category –
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モーロク俳句:菜飯
モーロクし何の葉つぱか菜飯食ふ菜飯噴くモーロクすれど水加減 <菜飯(なめし) 三春>青菜(小松菜京菜蕪菜など)を刻んで炊きたてのご飯に混ぜたもの。米に酒や昆布を加えて炊いたり、菜を炒めたり、ゴマなどを用いたりもする。いずれにしても春の緑を... -
モーロク俳句:春の闇
たまたまに生まれモーロク春の闇老いふたりモーロク進み春の闇 <穀雨(こくう),旧暦=3月 中>穀雨降る雨は百穀を潤す。春の季節の最後。田畑の準備が整い春の雨が降る頃。 <春の闇 :例句>脇甘き鳥の音あり春の闇 三橋敏雄春の闇幼きおそれ... -
モーロク俳句:菜種梅雨
モーロクし何を企む菜種梅雨 <菜種梅雨 なたねつゆ 晩春>晩春、菜の花の盛りの頃に降る長雨。春のやわらかな雨である。(「きごさい歳時記」) <菜種梅雨:例句>うつうつと鬱出られず菜種梅雨 加藤早記子菜種梅雨わたくしはひとつの廃墟 山本... -
モーロク俳句:花筏
花筏モーロク進み崩れゆく生きてゆく果てにモーロク花筏 <熊本・杖立温泉で「鯉のぼり祭り」 優雅に泳ぐ ライトアップも>・2023/4/12https://mainichi.jp/graphs/20230412/mpj/00m/040/067000f/20230412k0000m040107000p <石仏は語る:息災増益を祈... -
モーロク俳句:飛花落花
モーロクし胸襟閉じる飛花落花モーロクは世の必然に飛花落花<千本桜が伝える特攻隊の記憶 生活に戦争があった78年前の鹿児島>・4月10日https://www.asahi.com/articles/ASR4B3167R49UQIP002.html <ブラックホール同士が近接 108億光年先、銀河合... -
モーロク俳句:桜散る
モーロクし桜散る日に考えるモーロクし人生余録桜散るモーロクし能なしわれへ花吹雪 <ソメイヨシノがいっせいに散る理由、ご存知ですか?>https://weathernews.jp/s/topics/202303/250185/ <桜散る:例句>昼月の鱗のごとく桜散る 鳥居真里子遠... -
モーロク俳句:亀鳴く(かめなく)
モーロクし余命伸びしろ亀が鳴くモーロクし孤独の亀の鳴いている亀鳴くや用事そのまま日モーロクす <ニッポンの技:古代染色 目覚めよ平安朝の色彩>・2023/4/5https://www.sankei.com/article/20230405-SOXNU4A2L5POPOVOHVC6HR5PPM/ <亀鳴く(かめなく... -
モーロク俳句:花の闇
モーロクし見ざる聞かざる花の闇 <「貧しさの象徴」だったかやぶき屋根 三多気の桜とともに歩む古民家>・4月6日・https://www.asahi.com/articles/ASR45636RR42UQIP00C.html <花の闇 :例句>時告げぬ時計ばかりや花の闇 保坂加津夫吉野の踏み込み... -
モーロク俳句:花蘇芳
モーロクし惰性と怠惰花蘇芳 <花蘇芳(はなずおう) 晩春 >【子季語】蘇芳の花江戸時代に中国から渡来したマメ科の落葉低木。二~四メートルの木の枝に、葉に先立って蝶型の小さな花をびっしりつける。花の紅紫色が、蘇枋染の色に似ていることが名前の... -
モーロク俳句:春の雲
モーロクし食べて散らかし春の雲後期高齢すでにモーロク春の雲<咲いた、並んだ、チューリップの花 赤磐の「ドイツの森」で見頃>・4月6日https://www.asahi.com/articles/ASR457HHHR43PPZB00M.html <佐賀と長崎結ぶ松浦鉄道…愛称「MR」の列車は、桜...