モーロク俳句– category –
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モーロク俳句:大花野
モーロクし我の行き先大花野モーロクし大花野にも影を見てモーロクし何故か花野を歩きけりモーロクし淡きむらさき大花野モーロクし淡き終章大花野モーロクしあなたはだれと大花野モーロクの起伏いろいろ大花野 <花野・大花野:例句>もう逢わぬ距りは花野... -
モーロク俳句:とろろ飯
モーロクし瓢箪鯰ととろろ飯モーロクし口論まけてとろろ飯モーロクし口がすべってとろろ汁 <薯蕷汁(とろろじる)晩秋>【子季語】とろろ、薯汁、薯粥、麦とろ、蕎麦とろ、とろろ飯 <とろろ飯:例句>とろろなど食べ美しき夜とせん 藤田湘子不思議... -
モーロク俳句:月・後の月
モーロクし願いはないが後の月モーロクし記憶きれぎれ十三夜 <後の月(のちのつき) 晩秋>【子季語】十三夜、名残の月、月の名残、二夜の月、豆名月、栗名月、女名月、後の今宵旧暦九月十三夜の月。八月十五夜は望月を愛でるが、秋もいよいよ深まった... -
モーロク俳句:水澄む
水澄むや老しそのままモーロクすモーロクし何もなき日や水澄めり <レトロ自販機の聖地、訪日客に人気 112台設置、新観光スポット>・2023/10/8https://mainichi.jp/graphs/20231008/mpj/00m/040/030000f/20231008ddlk14040254000p <水澄む:例句>水澄... -
モーロク俳句:栗
モーロクし栗剥く根気我になしモーロクし数を忘れて栗拾う <秋色の駒ケ岳、登山人気 バス待ち最大2時間 中央アルプス>・2023/10/8https://mainichi.jp/graphs/20231008/mpj/00m/040/001000f/20231008ddlk20070243000p <栗 :例句>つぶら目の瞠れるご... -
モーロク俳句:秋夕焼け
モーロクし今日も終わりし秋夕焼けモーロクしどこまで行けど秋夕焼<気分はハイジ、国内最大級のブランコ 白馬岩岳マウンテンリゾートで風景に飛び込む>・10月7日・https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000034528 <秋... -
モーロク俳句:むかご飯
モーロクし漢字も忘れむかご飯 <零余子飯(むかごめし)晩秋>山芋の葉のつけ根に生ずる珠芽を炊き込んだご飯。醤油で薄く味をつけ、細かく刻んだ柚子の皮や紅しょうがなどを添えて食べる。 <零余子飯(むかごめし):例句>山路抜け来てむかご飯炊くこ... -
モーロク俳句:秋の雲
モーロクしたましい破片秋の雲モーロクし歳月はやく秋の雲2023年10月8日は二十四節気の一つ『寒露(かんろ)』です。寒露は晩秋から初冬にかけて草木や木の葉の上につく露のことで、「露が冷気によって凍りそうになる頃」という意味です。寒露の頃は残暑も... -
モーロク俳句:蓑虫
蓑虫を見る目優しくモーロクす蓑虫の蓑に雨粒モーロクす<新日本酒紀行「ILLUMINA」栃木県小山市>2023.10.1・山本洋子:酒食ジャーナリスト・https://diamond.jp/articles/-/329705 <蓑虫:例句>蓑虫の出来そこなひの蓑なりけり 安住 敦蓑虫や滅びの... -
モーロク俳句:金木犀
金木犀匂い嗅ぐたびモーロクし <フォト・復活1年、手を振り歓迎 JR只見線で記念列車>・2023/10/1https://www.sankei.com/article/20231001-EFTESTACHNNW3OVNGEWBLQL6MY/ <金木犀:例句>逢わぬ間も金木犀は燦燦と 星野早苗金木犀しづかに時...