モーロク俳句– category –
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モーロク俳句:龍の玉
モーロクし膨らむ記憶龍の玉モーロクし膨らむ妄想龍の玉モーロクし帰る道なき龍の玉 <龍の玉(りゅうのたま)三冬>【子季語】蛇の髯の実、竜の髯の実 <龍の玉:例句>日当りの土いきいきと龍の玉 山田みづえなまぬるき夕日をそこに龍の玉 岸田... -
モーロク俳句:枯蟷螂
モーロクし吾も祈りし枯蟷螂枯蟷螂無駄に鎌立てモーロクし <「冬の使者」ハクチョウ、今年も飛来 十勝地方でエサ探し>・11月18日https://www.asahi.com/articles/ASRCL5WBYRCKUQIP01J.html <枯蟷螂:例句>一顧だにせず蟷螂の枯れ尽くす 宮本ひかる... -
モーロク俳句:冬座敷
モーロクし影を失う冬座敷<小雪(しょうせつ),旧暦=10月 中> <脱力カピバラ♨来場者癒やす 伊豆シャボテン公園「元祖露天風呂」4月まで>11月19日・https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1359449.html <冬座敷:例句>ひとときの香... -
モーロク俳句:帰り花
気持ちだけ若くモーロク帰り花モーロクしおしゃれ無用に帰り花モーロクし笑い忘れて返り花モーロクし成り行き任せ返り花モーロクしいま一度とて狂ひ咲き <帰り花(かえりばな、かへりばな)初冬>【子季語】返り花、帰咲、二度咲、忘花、狂花、狂咲 <帰... -
モーロク俳句:枯蓮
モーロクし戻り得ざりし枯蓮や枯蓮のごとくモーロク日本かなモーロクしすべて略して枯蓮やモーロクし溺れ崩れる蓮の骨 <枯蓮(かれはす)三冬>【子季語】枯はちす、蓮枯る、蓮の骨寒い風が吹く頃の蓮である。葉や実が朽ちて無残な状態になる。この頃蓮... -
モーロク俳句:花柊
モーロクし花柊に気後れすモーロクし柊の香に酩酊すモーロクし花柊の風過ぐる<フォト:「懐かしくて涙」 ボンネットバス、紅葉バックに出発進行 福島・喜多方>・2023/11/17・https://www.sankei.com/article/20231117-QU4BJI27YFP5FLE57GZA2TJRSI/ <... -
モーロク俳句:肌寒し
モーロクし男寂しく肌寒し <末候 金盞香(きんせんか さく)> <秋の夜に鳳凰堂浮かぶ 京都・平等院ライトアップ>・2023/11/13https://www.sankei.com/article/20231113-73DDQPOOZ5MSVA7L6NBQ6Y43LE/ <肌寒:例句>仁王にも背中ありけり肌寒し ... -
モーロク俳句:凩(こがらし)
木枯らしに骨をたたかれモーロクす <氷点下の夜、浮かぶ「青い池」 北海道・美瑛でライトアップ>・2023/11/11https://nordot.app/1096041629500964999?c=302675738515047521 <凩(こがらし)【冬―天文―初冬】・例句>木枯や鐘に小石を吹きあてる ... -
モーロク俳句:綿虫
綿虫と共にモーロク青い夜 <綿虫(わたむし)初冬>【子季語】大綿、雪蛍、雪婆、白粉婆、雪虫<奥三河の霊山に湧く湯と漢方薬膳懐石 愛知・湯谷温泉「はづ木」>・2023.11.10https://www.asahi.com/and/article/20231110/424257327/?iref=comtop_And_0... -
モーロク俳句:小春日
小春日やモーロクすればただ眠く 〈小春日和〉の〈小春〉とは陰暦十月(ほぼ陽暦十一月)の異称、月monthの名前です。つまり小春日和とは十一月のよき日和、という意味ですから、初冬限定の季語となります。三冬使える〈冬ぬくし〉とはその点がまず異なり...