モーロク俳句– category –
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モーロク俳句:蟇(ひきがえる)
モーロクし一歩一歩のひきがえる <蟇(ひきがえる)三夏>【子季語】蝦蟇、がまがへる、蟾、蟾蜍 <蟇(ひきがえる):例句>鼻さきに藻が咲いてをり蟇 飴山 實蟇ひたすら月に迫りけり 宮澤賢治石棺に窓なかりけり蟇 神野紗希むか... -
モーロク俳句:緋鯉
モーロクし堂々巡り緋鯉かな <緋鯉(ひごい/ひごひ) 三夏>【子季語】斑鯉/錦鯉観賞用として飼われている鯉の一種。野生の鯉からの変種であるが、一般的には燈赤色のものをいう。赤や紅白の斑入り、金色や三色の錦鯉など種類はさまざま。新潟産の錦鯉は... -
モーロク俳句:ゼラニューム
モーロクしモーロク友にゼラニューム <ゼラニューム 三夏>・【子季語】天竺葵<「日本一美しい円筒分水槽」あふれる雪解け水、人の心も田畑も潤す>・5月24日・https://www.asahi.com/articles/ASS5S04QZS5SPUZB003M.html <ゼラニューム:例句>ゼラ... -
モーロク俳句:十薬(じゅうやく)
どくだみを慈しむなりモーロクし <レース復帰目指し初泳ぎ 福島・いわき、「馬のプール開き」>・2024/5/23https://www.sankei.com/article/20240523-LFCF5AM54BN2HH2I7MPV4KRI4Q/ <十薬(じゅうやく)【夏―植物―初夏】・例句>十薬のさげすむたびに増... -
モーロク俳句:更衣
モーロクし愚痴も多くて更衣モーロクし命透かして更衣モーロクし生きて来ただけ更衣 <更衣(ころもがえ、ころもがへ) 初夏>【子季語】更衣ふ <次候 紅花栄(こうか さかう)> <更衣:例句>衣更へてみても思ひ出ばかりかな 山田弘子ポケットの薬... -
モーロク俳句:馬鈴薯の花
じやがいもの花のさかりにモーロクす <100年越しの輝き 青森の旧家秘蔵、小川三知の傑作ステンドグラス>・2024/5/22https://mainichi.jp/graphs/20240522/mpj/00m/040/040000f/20240522mpj00m040034000p <馬鈴薯の花(じゃがいものはな)【夏―植物―初... -
モーロク俳句:柿の花
柿の花咲けどモーロクむなしくて柿の花朝ごと落ちてモーロクす <柿の花(かきのはな) 初夏><新緑の榛名富士とヤマツツジ競演 磨墨峠から見頃 群馬・高崎市>・5月22日・https://kitakan-navi.jp/archives/205394 <柿の花:例句>人の世の我に友あ... -
モーロク俳句:万緑
万緑や生きてゐるだけモーロクし <釧路でタンチョウのひな2年ぶり誕生 動物園ですくすく>https://news.yahoo.co.jp/articles/eb59b5487ccfc69f17e2d72c1cc411b2000f98d3/images/000 <万緑:例句>万緑の中や吾子の歯生えそむる 中村草田男万緑に黄... -
モーロク俳句:新茶
モーロクしされど新茶を喜びてモーロクすされど新茶は香りけり <光る生き物の起源は5億4千万年前 発光サンゴの遺伝子解析で判明>・5月21日https://www.asahi.com/articles/ASS5N2QFHS5NULBH003M.html <新茶:例句>それとなく淹れし新茶でありしかな ... -
モーロク俳句:黒揚羽
モーロクの我をからかう黒揚羽 <活版印刷 文字の凹み、満ちる希望>・2024/5/17https://www.sankei.com/article/20240517-6G6YF4CKVNNNLJJV3L4GYSNVXI/ <揚羽蝶:例句>おのれより巨き影つれ揚羽蝶 福永耕二太陽の黒点となる揚羽蝶 小島花枝な...