モーロク俳句– category –
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モーロク俳句:桔梗
モーロクし始まり終わり桔梗かな<秋の七草がもう見頃 小豆島の山中でキキョウの花咲く>・8月21日https://www.asahi.com/articles/ASS8N4TK1S8NPLXB005M.html <桔梗(ききょう)【秋―植物―初秋】・例句>桔梗挿す壺の暗さをのぞいてから 桂信子... -
モーロク俳句:男郎花
会話減りモーロク進み男郎花 < 男郎花(おとこえし/をとこへし) 初秋>【子季語】をとこめし/荼のはな(おおどちのはな)/敗醤 <男郎花:例句>車間距離大事をとこへしをみなへし 丸山佳子呼ばるるも彷徨ふばかり男郎花 近藤憙治男郎花酸い... -
モーロク俳句:鉦叩
モーロクしされど酒うま鉦叩 <鉦叩(かねたたき) 初秋>バッタ目カネタタキ科の昆虫。体長一センチほどで、雌には羽がない。鳴き声が鉦を叩く音に似ていることからこの名がある。八月下旬頃から鳴き始め初冬まで鳴き続けることもある。(「きごさい歳... -
モーロク俳句:溝萩
モーロクし蘇る過去溝萩や <千屈菜(みそはぎ) 初秋>【子季語】聖霊花/水掛草/鼠尾草/溝萩/水懸草/水萩/草萩山野に自生するミソハギ科の多年草。高さ一メートルぐらい。葉腋に淡紅紫色の六弁花を長い穂状につける。精霊棚に水を掛けるときこの花を使っ... -
モーロク俳句:鳳仙花
モーロクし小さく暮らし鳳仙花 <鳳仙花(ほうせんか、ほうせんくわ)初秋>【子季語】爪紅、つまべに、つまぐれ、染指草 <鳳仙花:例句>種はぜぬ冷き雨の鳳仙花 鈴木美枝ペン立てにペンなくなりぬ鳳仙花 宮崎斗士鳳仙花はじけて鍵盤ハーモニ... -
モーロク俳句:蓼の花
モーロクしなまけごころに蓼の花 <蓼の花(たでのはな)初秋>【子季語】蓼の穂、穂蓼、蓼紅葉、ままこのしりぬぐい <蓼の花(たでのはな):例句>あかるさに太鼓打ちあふ蓼の花 田中裕明なぐさめの過ぎて泣かすや蓼の花 岩永のぶえふり止みて再び... -
モーロク俳句:蜩(ひぐらし)
蜩が鳴いてモーロクまた進む<サウナの汗流す日本一長い鍾乳洞 天然の水風呂でととのう 大分・豊後大野>・西日本の水・2024/8/16 ・https://www.sankei.com/article/20240816-NUP2GGL2PBJIFLEYR5UJWIKCWQ/ <蜩(ひぐらし)【秋―動物―初秋】・例句>か... -
モーロク俳句:残暑光
雲生まれ吾はモーロク残暑光<伝統芸能の知恵結集 「鬼滅」の世界を能楽で壮大に 大槻裕一「スケールの大きさ感じて」>・2024/8/15 ・https://www.sankei.com/article/20240815-Z357CFOPTBKYJOB3FD3UUUXAXM/ <残暑光:例句>大粒の蟻縦横に残暑光 ... -
モーロク俳句:猫じゃらし
猫じゃらしモーロクすれば風の中モーロクし風は友達猫じゃらし <狗尾草(えのころぐさ、ゑのころぐさ)三秋>【子季語】ねこじやらし、ゑのこ草、犬子草 <猫じゃらし:例句>ねこじやらしみんないつしよでなくていい 田畑幸子酒ノホカ喉ヲ通ラズねこじゃ... -
モーロク俳句:青瓢
モーロクし詮無きことを青瓢 <青瓢(あおふくべ、あをふくべ)初秋>【子季語】瓢、ひさご、瓢箪、青瓢箪、百生り、千生り <青瓢:例句>ふらふらとして怪我もなき青瓢 井上井月ピアノ連弾大小の瓢箪生る 林翔中年や風の瓢のごときもの ...