モーロク俳句– category –
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モーロク俳句:セーター
モーロクしされどセーター赤が好き <セーター 例句>>セーターの中に貧しき丘がある 櫂未知子セーターにもぐり出られぬかもしれぬ 池田澄子セーターに編み込む雪にこごえけり 対馬康子セーターに齢は問はぬジャズ仲間 山田弘子セー... -
モーロク俳句:シクラメン
モーロクし花のうれひやシクラメンモーロクしおぼろ哀しきシクラメン <シクラメン例句>いとけなき蕾かくれてシクラメン 行方克巳うつくしきうなじ蕾のシクラメン 片山由美子シクラメンうたふごとくに並びをり 西村和子シクラメンたばこ... -
モーロク俳句:年の内
モーロクし無用の用の年の内 <「本が売れない時代に毎月9万部」鉄道ファンが紙の時刻表をいまだに買い続けるワケ・検索サイトには思い出が残らない>・PRESIDENT Online・杉山 淳一・鉄道ライターhttps://president.jp/articles/-/50690 <豪農の「スイート... -
モーロク俳句:裸木
モーロクし見栄は捨てたし裸木や裸木やモーロクすれどふんばって <裸木 ・はだかぎ・三冬>冬になって落葉を終えた樹木のこと。まとっていたものを、すべ て取り払った状態になることからこう呼ばれる。俳句では、枯木 と同じような意味で使われるが、「... -
モーロク俳句:冬の百舌
モーロクし人間やめる冬の百舌 <かわいい顔だが「肉食系」のモズ。「はやにえ」は早口で歌うために欠かせない行動だった!>都市部でもよく姿を見かける野鳥、モズ(百舌鳥)。「はやにえ」と呼ばれる、木の枝などに獲物を刺す行動で知られるが、この行動... -
モーロク俳句:熱燗
熱燗は苦手となりしモーロクし <お燗の温度はどのくらい?>一口に燗酒といっても、実はさまざまな温度帯があることはご存じでしたか?温かい日本酒のことをまとめて「熱燗(あつかん)」と呼ぶ方もいますが、大体5度ごとにその呼び方と味わいが変わりま... -
モーロク俳句:実万両
モーロクし足ること知って実万両 <万両(まんりょう、まんりやう)三冬>【子季語】実万両ヤブコウジ科の常緑低木で、葉の下に直径六ミリ位の実をつける。まれに黄色や白い実をつける品種があり、黄実万両、白実万両と呼ばれる。千両と共に正月の縁起物と... -
モーロク俳句:寒禽
寒禽が庭で遊んでモーロクす <冬の鳥(ふゆのとり) 三冬>【子季語】冬鳥/寒禽/かじけ鳥冬に見る鳥の全般である。雪の上の鴉や雀、ピラカンサなどの実に群れている椋鳥など、種類はさまざま。(「きごさい歳時記」) <THE古墳・「聖域に入った」仁徳... -
モーロク俳句:ポインセチア
モーロクしポインセチアの赤眩し <ポインセチアの特徴>ポインセチアはメキシコの山地原産のユーフォルビア・プルケリマ(Euphorbia pulcherrima)を改良してつくられました。野生種は軽い霜に当たっても枯れないぐらいの耐寒性がありますが、園芸品種は... -
モーロク俳句:龍の玉
モーロクし遊びもできず龍の玉不器用に生きてモーロク龍の玉 <龍の玉(りゅうのたま)三冬>【子季語】 蛇の髯の実、竜の髯の実龍の髯の実である。山野の林中に自生し、庭園にも植えられる。 初夏のころ淡紫色の小花を咲かせ、晩秋から冬にかけてえん...