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徒然俳句:案山子

浄土にもいけず朽ちるか捨案山子
捨てられた案山子集めて火葬する
都会の子かかしお化けと思いけり

<はや秋景色、利尻富士背に揺れる銀波 サロベツ原野>・8月28日
https://www.asahi.com/articles/ASQ8W71KYQ8WIIPE005.html

<案山子(かがし)【秋―生活―三秋】・例句>
夫の服着せて案山子を立たせをり 福島茂
一張羅着せられ案山子コンクール 宮内とし子
人間にあつて案山子に無き余生 高橋将夫
二つ目の案山子の畦で待ち合す 酒本八重
丹田の力抜きたる捨案山子    内海良太
国訛出さうな案山子の面構    高橋榮子

<大阪湾に臨む公園でサルビアの赤いじゅうたん 兵庫・淡路島>・8月29日
https://www.asahi.com/articles/ASQ8X77PTQ8XPQIP007.html

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