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モーロク俳句:稲妻

考えて迷うモーロク稲妻に
稲妻を浴びてモーロク死の準備
モーロクしひとり愉しくいなびかり

<稲妻:例句>
さしはさむ言もゆるさず稲妻は   佐野まもる
いなづまを負ひし一瞬の顔なりき  橋本多佳子
やゝありて又すさまじき稲妻す   寺田寅彦
幾千の石仏の相稲妻す       加藤知世子
稲妻の闇をたのしむ夜々の窓    阿部みどり女

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