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徒然俳句:思い草・ナンバンギセル

一人では生きてゆけない思い草
 
<思草(おもいぐさ/おもひぐさ) 仲秋>
【子季語】きせる草/オランダぎせる/南蛮煙管

<思草:例句>
この草のその名愛しき思草    辻田克巳
なんばんぎせる頬杖をつき損じ  柿本多映
スケッチ帖をすぐに開きぬ思ひ草 山田みづえ
一触即発南蛮煙管咲きました   栗林千津
二度ふれて三度触れけり思草   山田節子
 
<万葉集に次のような歌>
「~道の辺の 尾花が下の 思ひ草 今さら さらに 何をか思はむ~」(よみ人知らず)
 
<古名はゆかしき「思ひ草」。秋の野辺の奇花・ナンバンギセルの咲く季節です>
https://tenki.jp/suppl/kous4/2017/09/11/25701.html

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