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徒然俳句:灸花・屁糞葛

どこまでも無駄に絡んで灸花
差別あり屁糞葛も艶めかし
灸花俳句の世界価値ありて
やいとなど虐待恐し灸花
 

<灸花(やいとばな)・晩夏>
【子季語】 屁糞葛
日本各地の路傍や草原に自生する蔓性多年草。七月~九月、ベル状で中央に赤い丸がついた可憐な花をいくつもつける。色がもぐさ、あるいは灸のあとのかさぶたにも見えることからその名がついた。枝、葉、実とも臭いことから屁糞葛ともいわれる。(「きごさい歳時記」)

<灸花:例句>
灸花微熱の五体もてあます   古川塔子
耳遠くなりし犬連れ灸花    杉浦典子
なにほどの色慾へくそ葛かな  水野恒彦
やいと花妙にやさしき花だけど 松沢久子
わが家にもやいと花など咲きにけり 熊谷みどり

<川面にかれんな花 高山でバイカモが見ごろに>・6月30日
https://www.asahi.com/articles/ASS6Y4F21S6YOHGB008M.html
 
<清流にゆらゆら バイカモ見ごろ>・7月3日
https://www.asahi.com/articles/ASS724F51S72PIHB00XM.html

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