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徒然俳句:寄居虫(やどかり)

やどかりはマンション嫌い一戸建て
寄居虫やいくつの家を確保する

 
<寄居虫(やどかり) 三春>
【子季語】宿借り/ごうな/本やどかり/ごうな売/やどかり売
おもに巻貝の殻を住みかとし、そこに体を収め、殻を背負って活 動する甲殻類の総称である。エビやカニに似ており体は頭胸部と 腹部に分かれる。左右不対称な鋏をかかげて移動する。縁日など で売っているのを見かけることもある。(「きごさい歳時記」 )

<寄居虫(やどかり):例句>
寄居虫のひとりあそびの忘れ潮   山田弘子
寄居虫のバケツの夜となりにけり  堀義志郎
宿大きすぎて寄居虫涙ぐみ     林 翔
やどかりを拾ひてさびし先を歩す  赤尾兜子
やどかりの新しがりや宿替へて   高澤良一

<【東京都 2024年版】春の絶景・風物詩10選・八丈島麓に咲く35万株のフリージア>
https://crea.bunshun.jp/articles/-/47251

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