2024年– date –
-
モーロク俳句:葭切(よしきり)
モーロクし分別捨てて葭切は分別を捨てよモーロク葭切は < 葭切(よしきり)三夏>【子季語】行々子、葭雀、大葭切、小葭切、蘆雀、麦熟らし夏、水辺の葦の茎に止まって、「ぎょっぎょっ」と大きな声で鳴く鳥。鳴声から行々子とも呼ばれる。 <葭切:例... -
徒然俳句:六月
六月の田んぼ生き生き生きがえる<絶滅危惧種「オオルリシジミ」可憐に、クララで羽休め…国営アルプスあづみの公園>・2024/06/01・https://www.yomiuri.co.jp/national/20240531-OYT1T50204/ <6月:例句>六月の女すわれる荒筵 石田波郷六月の万年筆のに... -
たべもの俳句:さくらんぼ
ハリやツヤ顔を映してさくらんぼ <おいしくて美しい“和菓子”10選・夏。>https://casabrutus.com/categories/food/196049 <さくらんぼ 【夏―植物―仲夏】・例句>会うたびにきれいになるひとさくらんぼ わたなべじゅんこさくらんぼ人間の口皺多し ... -
モーロク俳句:青蛙
モーロクし変身願望青蛙 <青蛙(あおがえる、あをがへる)三夏>【子季語】森青蛙カエル目アオガエル科の両生類のうち一般に表面が緑色をした蛙 の総称。本州、四国、九州の丘陵や平野の水辺に棲息。体長四~ 八センチとやや大きい。正確には雨蛙とは別... -
徒然俳句:菖蒲湯
菖蒲湯に浸り昭和や鼻歌を <砥部焼の風鈴作り最盛期 夏本番前に涼しげな音色響く>・5月27日https://www.ehime-np.co.jp/article/news202405270200 <菖蒲湯(しょうぶゆ)【夏―生活―初夏】・例句>菖蒲湯や少年の日を語る夫 河上麗子終ひ湯の束... -
たべもの俳句:出汁トマト
ひんやりと出汁トマトおもてなし <今度こそ「ほぼうなぎ」 ウナギ不使用、客からの感想踏まえ試行錯誤>・5月26日https://www.asahi.com/articles/ASS5Q1TY4S5QPIHB00GM.html?iref=comtop_7_05 * だしの研究: だしの仕組みを理解して、自在に使いこなす... -
モーロク俳句:五月尽
モーロクし見栄を積み上げ五月尽モーロクしされど句作り五月尽<麦秋至(ばくしゅう いたる)><清らかな「山の気」に感謝の祈り 山形・朝日町、空気神社>・2024/5/26https://www.sankei.com/article/20240526-M7XRZ3KFOFPQ3OJFZW2AS7RB5E/ <五月尽:... -
徒然俳句:時鳥
核戦争脅す国あり時鳥 <時鳥(ほととぎす)三夏>【子季語】初時鳥、山時鳥、名乗る時鳥、待つ時鳥、田長鳥、沓手鳥、妹背鳥、卯月鳥、杜鵑、杜宇杜魂、子規、不如帰 <時鳥:例句>還らざるもの呼びつづけ時鳥 山田弘子時鳥ともなく遠くありにけり 稲畑... -
たべもの俳句:ささ身カツレツ
揚げ焼きしささ身カツレツ走り梅雨 <お手軽「缶ワイン」、一人飲みで人気…購入しやすく開栓の手間かからず>・2024/05/25https://www.yomiuri.co.jp/economy/20240524-OYT1T50204/ <発電所に大量のムール貝 点検で採取、隠れた名物に 漁協に卸売り>20... -
モーロク俳句:蟇(ひきがえる)
モーロクし一歩一歩のひきがえる <蟇(ひきがえる)三夏>【子季語】蝦蟇、がまがへる、蟾、蟾蜍 <蟇(ひきがえる):例句>鼻さきに藻が咲いてをり蟇 飴山 實蟇ひたすら月に迫りけり 宮澤賢治石棺に窓なかりけり蟇 神野紗希むか...