2024年12月4日– date –
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徒然俳句:蜜柑
議論せよ議論に負けて蜜柑剥く <蜜柑:例句>仲直りしてをり蜜柑剥いてをり 小澤克己わがままもしおらしいふり蜜柑むく 尾上有紀子宅急便解けば蜜柑の光りをり 中川濱子死して生き生きて蜜柑の手の重さ 塩見恵介出かけよう本の袋に蜜柑入... -
たべもの俳句:焼鶏
味噌だれで焼鶏食べるかしら肉 <焼鳥(やきとり)【冬―生活―三冬】・例句>きなくさき戦が間近焼鳥 高澤良一焼鳥や友とし古りぬいくさより 森澄雄焼鳥や銀の髪もつ露語教師 日原傳焼鳥や都電の軋り蹠より 木村川至看... -
モーロク俳句:枇杷の花
モーロクし世間に遅れ枇杷の花 <枇杷の花:例句>通るとき窓が灯りぬ枇杷の花 岡本眸枇杷の花乾きし風の触るるばかり 朝長美智子盛んなる時も過ぎたり枇杷の花 斎藤珠子亡びたる国の勲章枇杷の花 田中藤穂ふだん着の哲学けふも枇杷の花 ...
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