2024年12月– date –
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徒然俳句:蜜柑
議論せよ議論に負けて蜜柑剥く <蜜柑:例句>仲直りしてをり蜜柑剥いてをり 小澤克己わがままもしおらしいふり蜜柑むく 尾上有紀子宅急便解けば蜜柑の光りをり 中川濱子死して生き生きて蜜柑の手の重さ 塩見恵介出かけよう本の袋に蜜柑入... -
たべもの俳句:焼鶏
味噌だれで焼鶏食べるかしら肉 <焼鳥(やきとり)【冬―生活―三冬】・例句>きなくさき戦が間近焼鳥 高澤良一焼鳥や友とし古りぬいくさより 森澄雄焼鳥や銀の髪もつ露語教師 日原傳焼鳥や都電の軋り蹠より 木村川至看... -
モーロク俳句:枇杷の花
モーロクし世間に遅れ枇杷の花 <枇杷の花:例句>通るとき窓が灯りぬ枇杷の花 岡本眸枇杷の花乾きし風の触るるばかり 朝長美智子盛んなる時も過ぎたり枇杷の花 斎藤珠子亡びたる国の勲章枇杷の花 田中藤穂ふだん着の哲学けふも枇杷の花 ... -
徒然俳句:実南天
実南天フリーランスになりにけり<サルだって温泉に漬かりたい…人間と同じ「うっとりの表情」>・2024/12/01https://www.yomiuri.co.jp/national/20241201-OYT1T50039/ <実南天:例句>実南天村にかかれる橋一つ 星野麥丘人濡れて歩くも一興の雨実南... -
たべもの俳句:大根
みずみずし炒め大根しょうゆ漬け<これから旬の「寒」が付く魚って? 知っておきたい冬の魚介類の“旬カレンダー”>・2024/11/28・https://weathernews.jp/s/topics/202411/140245/ <大根:例句>スマートな大根を買う四駆かな 近藤憙治煮加減の箸穴い... -
モーロク俳句:ポインセチア
モーロクしポインセチアに水をやる <ポインセチア:例句>さよならに泣かない約束ポインセチア 松本恭子ポインセチアの真つ赤をもつて祝福す 山崎ひさをポインセチア十鉢並べて景気付 高澤良一 寝化粧の鏡にポインセチア炎ゆ 小路智... -
徒然俳句:ポインセチア
ポインセチア出荷前にはしおらしく魔女眠るポインセチアの赤の底<クリスマス向けポインセチア、出荷作業大詰め 花巻の岩手園芸>・2024.11.29・https://www.iwate-np.co.jp/article/2024/11/29/174769 <ポインセチア:例句>ポインセチア陳らベクッキー... -
たべもの俳句:あんぱん
冬温しあんパン食べるまた温し<透明感ある「干し芋」の作り方・ねっとり柔らか 家庭でも作れる>・2024/11/28・https://weathernews.jp/s/topics/202411/270085/ <新潟育ちの“幻の西洋なし”「ル レクチエ」が解禁! 人気パティスリーのスイーツも続々登... -
モーロク俳句:冬うらら
冬うららモーロク我は伸び縮み <冬日和(ふゆびより)仲冬>【子季語】冬晴、冬麗<【秋の絶景・姫路市の2大スポット】これから見ごろを迎える圧巻の紅葉「好古園」や、トム・クルーズと渡辺謙が訪れた名所も!>・https://crea.bunshun.jp/articles/-/5... -
徒然俳句:十二月
十二月消防サイレンけたたまし電飾の闇に何者十二月電飾の闇に欲望十二月一日のスピード上がる十二月十二月我に締めくり何もなく東京湾工場夜景十二月 <十二月:例句>ちょっとずつ割り込むお尻十二月 中原幸子死といふこと怖ろしからず十二月 内藤悦子...
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