2024年11月2日– date –
-
徒然俳句:神無月
神無月金目の干物奮発し <神無月:例句>何んやかや云うてるうちに神無月 平井奇散人九回裏二死満塁の神無月 塩見恵介はかりごとよりはじまりぬ神無月 稲畑汀子耳たぶに石けんの泡神無月 小枝恵美子ゆるやかに回転扉神無月 ... -
たべもの俳句:ししゃも
おしゃれするししゃも塩焼き洋風に <ししゃも:例句>ふるさとの酒熱うせよ柳葉魚焼く 塩路隆子しっぽまで卵の詰まる柳葉魚かな 二瓶洋子柳葉魚焼くアイヌの呪文おぼえたて 近藤貞子子持ししやも食らひつ高齢化を語る 甕秀麿アラスカの子... -
モーロク俳句:茶の花
茶が咲いて吾はモーロク無伴奏 <茶の花:例句>茶の花の明るさ雨の音もなし 鈴木美枝うなづきも言葉の一つお茶の花 山本潤子茶の花や村中余生のごと閑か 山口伸お茶の花やんはりと自我通すひと 小川文子石仏のひとつ顔なしお茶の花 大...
1