2024年10月– date –
-
徒然俳句:末枯れ
末枯れやいずれあの世の道を行く末枯れてバス停一人影を踏む <末枯(うらがれ)晩秋・【子季語】末枯る、草枯に花残る> <末枯(うらがれ)・例句>ひとり身やどの道行くも末枯れて 菖蒲あやふるさとに近づく心末枯るゝ 高野素十使はざる指より... -
たべもの俳句:備前の酒
夜の秋備前の酒を江戸切り子<「樹上完熟」で格段のうま味 名瀑袋田の滝と紅葉とともに楽しめる大子町のリンゴ>・いばらき農業探訪・2024/10/29 ・https://www.sankei.com/article/20241029-P672BLTCFJJPVNWZAUWRRDFPXI/ <真っ赤な実り 大田原市特産ト... -
モーロク俳句:秋の暮
モーロクし人間とは秋の暮<道の駅で小学生にタイムスリップ!千葉「道の駅 保田小学校」>・2024.10.28・ミヤコ カエデ・https://agora-web.jp/archives/241026073623.html <秋の暮:例句>善人にならんならんか秋の暮 行川行人橋の上まだ明るくて秋... -
徒然俳句:行く秋
行く秋や熟した後の行く末は <行く秋(ゆくあき) 晩秋>【子季語】逝く秋、秋の別れ、秋の名残、秋の行方、残る秋、秋の末、秋の終り、秋の果、秋行く、秋過ぐ <行く秋(ゆくあき):例句>行く秋や夜空に映える観覧車 近藤憙治行く秋の真夜中千... -
たべもの俳句:子芋
子芋蒸し塩を一振り酒を酌む <芋(いも)三秋>【子季語】芋畑、親芋、子芋、衣被ぎ、芋茎、芋の秋、芋秋、土垂、豊後芋、団子芋、白芋、吉野芋、しがみ芋、太芋、赤芽芋、蓮芋、ずいき芋、芋がら、里芋田楽<里芋の親芋とは?子芋や孫芋との違いや、食... -
モーロク俳句:夜寒
ちぐはぐにモーロクこころ夜寒かなモーロクし誰と話すか夜寒かな <夜寒(よさむ) 晩秋>【子季語】宵寒、夜寒さ、夜を寒み <夜寒:例句>辞書の字の小さすぎたる夜寒かな 須藤常央言の葉の尾の消えてゐる夜寒かな 本郷桂子センサーで街灯ともる夜... -
徒然俳句:薄野
薄野やパラグライダー滑降す <芒(すすき)三秋>【子季語】薄、一叢薄、糸薄、一本薄、鬼薄、芒原、まそほの薄、真赭の糸、むら薄 、鷹の羽薄、はた薄、薄の糸、薄野、乱れ草、袖波草、露曾草、頻浪草、縞薄 <薄野:例句>すすき野や背が日暮れをひ... -
たべもの俳句:温め酒
温め酒あたため豆腐日本人<温め酒(ぬくめざけ)晩秋>【子季語】あたため酒陰暦九月九日の重陽の日、酒を温めて飲むと病気にかからないといわれた。このころは寒さもつのってくる。酒を温めて飲むのにもよいころである。 <温め酒(あたためざけ)【秋―... -
モーロク俳句:夜長
モーロクしされど等しく夜長かな<読む写真・幻想的な光の芸術「ネオンアートミュージアム」>・2024/10/26 ・https://mainichi.jp/graphs/20241004/mpj/00m/040/061000f/20241004mpj00m040056000p#goog_rewarded <夜長:例句>イソップの世界に母と子の... -
徒然俳句:黄落期
テロリストどこの国にも黄落期 <黄落(こうらく/くわうらく) 晩秋>【子季語】黄落期広葉樹が黄色く色づいて落ちることをいう。欅やくぬぎ、ぶな、銀杏など、日を浴びながら落ちるさまは美しい。 <黄落期:例句>がうがうと黄落の音したりけり 草...