2024年8月– date –
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たべもの俳句:ナスの煮浸し
秋渇きナスの煮浸しめんつゆで <秋渇き(あきがわき) 三秋>食べても食べても食欲が満たされない状態を言う。夏バテで食欲のなかった体も、秋風が吹く頃にはすっかり回復して食欲が増してくる。果物や新米などおいしいものが出回る季節でもある。 <カ... -
モーロク俳句:男郎花
会話減りモーロク進み男郎花 < 男郎花(おとこえし/をとこへし) 初秋>【子季語】をとこめし/荼のはな(おおどちのはな)/敗醤 <男郎花:例句>車間距離大事をとこへしをみなへし 丸山佳子呼ばるるも彷徨ふばかり男郎花 近藤憙治男郎花酸い... -
徒然俳句:藪蘭(やぶらん)
庭隅に藪蘭ひそと花咲かせ <藪蘭(やぶらん) 初秋>ユリ科ヤブラン属の多年草。山地の樹陰などに自生するが、庭や公園に植えられる園芸種もある。根元から伸びる、剣状の細長い葉は、五十センチにもなる。葉の色は濃緑色であるが園芸種には斑が入ってい... -
たべもの俳句:しいたけの照り焼きつくね
しいたけの照り焼きつくねマヨネーズ <椎茸(しいたけ、しひたけ)三秋>【子季語】椎茸干す、茸干す、干茸 <海を越えるAZUKI 腕とセンス磨き若い力が伝える和菓子の魅力>・8月15日・https://www.asahi.com/articles/ASS8G3HC6S8GUTFL00DM.html <47... -
モーロク俳句:鉦叩
モーロクしされど酒うま鉦叩 <鉦叩(かねたたき) 初秋>バッタ目カネタタキ科の昆虫。体長一センチほどで、雌には羽がない。鳴き声が鉦を叩く音に似ていることからこの名がある。八月下旬頃から鳴き始め初冬まで鳴き続けることもある。(「きごさい歳... -
徒然俳句:みそはぎ・禊萩(みそぎはぎ)
「純愛」は昭和の遺産禊萩 <千屈菜(みそはぎ) 初秋>【子季語】聖霊花/水掛草/鼠尾草/溝萩/水懸草/水萩/草萩 <禊萩(みそぎはぎ)>夕風や溝萩は闇宿しつつ 朝妻力溝萩の咲けば偲べる人のあり 稲畑汀子みそはぎや仏と同じもの食ぶる ... -
たべもの俳句:海老フライ
残暑かな衣ばかりの海老フライ<ピザになった福岡県民のソウルフード 麺もちもち、ごぼう天は別添え>・8月23日 ・https://www.asahi.com/articles/ASS8P32CLS8PTIPE009M.html <編集歴35年のベテラン編集者がのけぞるおいしさ。能登『マルガージェラート... -
モーロク俳句:溝萩
モーロクし蘇る過去溝萩や <千屈菜(みそはぎ) 初秋>【子季語】聖霊花/水掛草/鼠尾草/溝萩/水懸草/水萩/草萩山野に自生するミソハギ科の多年草。高さ一メートルぐらい。葉腋に淡紅紫色の六弁花を長い穂状につける。精霊棚に水を掛けるときこの花を使っ... -
徒然俳句:桔梗
ひとときを青紫花色桔梗かな<秋の七草がもう見頃 小豆島の山中でキキョウの花咲く>・8月21日https://www.asahi.com/articles/ASS8N4TK1S8NPLXB005M.html <桔梗:例句>夏草にまじりて早き桔梗哉 正岡子規けふの暑ささめ行く門に桔梗花 右城暮... -
たべもの俳句:ポークソテー
残暑かなポークソテーに黒胡椒<元町欧風カレー タンガロンガ 温故知新のネオ・クラシック>・8月11日https://www.asahi.com/articles/ASS862BV7S86OXIE012M.html <節約アドバイザーが推す!絶品ふるさと納税「カウベルアイスクリームセット」北海道・...