咲き満ちて雨の辛夷やモーロクす
モーロクし辛夷は白く高すぎる
モーロクし山河無縁に花辛夷
<辛夷(こぶし)仲春>
木筆、山木蘭、幣辛夷、やまあららぎ、こぶしはじかみ、田打桜
<こぶし・辛夷:例句>
卵生のラフマニノフや白辛夷 増田まさみ
咲き満てる辛夷の風をいたみけり 西島麦南
夜空にもありし奈落や花辛夷 山田弘子
御仏の山高きより咲く辛夷 影島智子
死の賑はひにも似て辛夷花ざかり 能村研三
<暗闇に浮かぶ「斉明陵」 史跡100年でライトアップ>・2023/3/7
https://www.sankei.com/article/20230307-WSR6VS6T2RI7FPEUBCEGPEPHSA/