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歳時記:木枯

木枯らしに屋台の提灯耐えている

<凩(こがらし)初冬>
【子季語】 木枯
冬の到来を告げる強い北風。乾いた木の葉を吹き落とし、木を枯らす風という意味もある。吹き飛ばされた枯葉は風の道筋を追いかけてゆく。<「きごさい歳時記」)

<モミジバフウの並木道、秋のグラデーション 京都・桂坂ニュータウン>・2021/11/8 https://mainichi.jp/graphs/20211108/hpj/00m/040/002000g/1
 
<真っ赤なトンネルのよう 高野山で紅葉が見頃>・2021/11/7
https://www.sankei.com/article/20211107-PLA4WKT5TRKFTFLJFNIMHFUZZ4/?
 
* 時 (真野紀子 (著))
春ショールいつか降りたし君の駅
パソコンの傍に硯や春障子
無愛想な女将に会ひに夏暖簾
選挙日や喉につるりと心太
鍵盤の跳ねてリストの秋とゐる
風の夜や我が心中の月夜茸
かなかなや終着駅の汽笛澄む
網走の海風とゐる花野かな
あいたいね「ね」がなつかしき賀状来る
来し方はほろほろ遠し冬茜

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