歳時記俳句– category –
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徒然俳句:秋近し
富士塚の頂上の風秋近し <秋近し(あきちかし) 晩夏>【子季語】秋隣、秋隣る、秋の隣、来ぬ秋、秋迫る、秋風近し <「らんまん」で注目のキレンゲショウマ 六甲山の植物園で見ごろ>・2023/8/22https://mainichi.jp/graphs/20230822/mpj/00m/040/040... -
徒然俳句:桔梗
花桔梗矜持端然紺桔梗生きずらく絶滅危惧に桔梗かな生真面目に折り目正しく桔梗咲く <五郎島金時、甘さ十分・金沢で収穫開始>・2023/8/21https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/1158765 <桔梗:例句>かき氷食ひ桔梗の花を見る 田中裕明かたま... -
徒然俳句:水引草
人生を逆引きすれば水引草迷いあり交はりありて水引草水引草金銀の花軽やかに朝に咲き午後は眠るか水引草控えめにただ控えめに水引草控えめに奥ゆかしくに水引草 【水引について】遣隋使の時代、中国からの輸入品に紅白の紐が使われていたことから広まり... -
徒然俳句:桐一葉
また変わり世の中変わり桐一葉 <桐一葉(きりひとは)初秋>【子季語】ひとは、一葉、一葉落つ、桐の葉落つ、桐散る、一葉の秋、桐の秋秋に桐の葉が落ちること。桐一葉、あるいは一葉という。本来の桐はアオギリ科の悟桐を指すがゴマノハグサ科の桐を含... -
徒然俳句:白芙蓉
通学路見向きもされず白芙蓉 <二十四節気・ 処暑>・七十二候 /第四十候(初候)綿柎開(わたのはなしべひらく)8/23〜8/27)第四十一候(次候)天地始粛(てんちはじめてさむし)8/28〜9/2)第四十二候(末候)禾乃登(こくものすなわちみのる)9/3〜9/7... -
徒然俳句:芙蓉
芙蓉咲き化粧の顔も一日花雨露に芙蓉の花が透けにけり <芙蓉(ふよう) 初秋>【子季語】木芙蓉/白芙蓉/紅芙蓉/花芙蓉/酔芙蓉 <芙蓉(ふよう)【秋―植物―初秋】・例句>反橋の小さく見ゆる芙蓉かな 夏目漱石芙蓉咲く死後も一歳上の妻 神... -
徒然俳句:葛の花
しがらみの夫婦いつしか葛の花ガラス器にいければ映える葛の花過疎の村墓地に茂りし葛の花 <葛の花(くずのはな)初秋>マメ科の蔓性多年草。秋の七草の一つ、日当たりのよい山野、荒地に自生する。紅紫色の蝶形花で、上向きについた花穂は下から上へ咲... -
徒然俳句:かなかな
かなかなや染井霊園夕暮れて <六甲山上にひと足早く秋の到来!今年も青い花が開花・六甲高山植物園で絶滅危惧種の「ヒゴタイ」が見ごろ 神戸市・見ごろ:2023年8月下旬まで>・2023/8/17https://kisspress.jp/articles/43589/ <かなかな:例句>かなか... -
徒然俳句:赤とんぼ
赤とんぼ親子見分ける難しさ赤蜻蛉先端留まり定席に <赤蜻蛉(あかとんぼ)三秋>【子季語】・赤卒、秋茜、深山茜、眉立茜、のしめ、のしめ蜻蛉、猩々蜻蛉、姫茜アカトンボ類の俗称で、一般には赤い蜻蛉のことを言う。幼虫は水田などのたまり水に棲む。... -
徒然俳句:法師蝉
法師蝉あの世にとどけと鳴いており <法師蝉(ほうしぜみ、ほふしぜみ)初秋>【子季語】寒蝉、つくしこいし、つくつくし、つくつくぼうし、おしいつく <法師蝉:例句>また微熱つくつく法師もう黙れ 川端茅舎惜しい惜しい惜しい惜しいと法師蝉 ...