歳時記俳句– category –
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徒然俳句:蓑虫
蓑虫の糸いっぽんの命綱蓑虫や脳を空っぽ断捨離し<夏は過ぎたのに 秋風に揺れてヒマワリ15万本が満開 国東の休耕田>・10月19日 https://www.asahi.com/articles/ASRBL6TLFRBJTPJB002.html <蓑虫:例句>蓑虫の出来そこなひの蓑なりけり 安住 敦蓑... -
徒然俳句:薄野・芒
薄野の風の音聴きサティ聴く演歌好き揺れる芒に風が増す銀化して寂しさを増す芒原 <芒(すすき)三秋>【子季語】薄、一叢薄、糸薄、一本薄、鬼薄、芒原、まそほの薄、真赭の糸、むら薄 、鷹の羽薄、はた薄、薄の糸、薄野、乱れ草、袖波草、露曾草、頻... -
徒然俳句:秋寒
秋寒し毛布を追加夢の中 <秋寒(あきさむ)晩秋>【子季語】秋寒し、秋小寒秋の半ばを過ぎるころの寒さのこと。特に朝夕に感じることが多 い。少し寒いという感じで本格的な寒さではない。 (「きごさい歳時記」) <第五十二候(初候)霜始降(しもは... -
徒然俳句:万年青の実
誰がみる尋ねてみるか万年青の実 <鳥取県南部町でサルビア見頃>・10月17日https://www.asahi.com/articles/ASRBK015MRB6PUUB00B.html <万年青の実:例句>いちばんの庭の古株痩万年青 高澤良一万年青の実生涯新たなる一歩 野澤節子実をもちて鉢... -
徒然俳句:ピラカンサ
大国の不条理増えてピラカンサ 赤い実が成り、木に刺があることから、ピラカンサとはギリシャ語で「火の刺」だそうです。 ヨーロッパ南部から西アジアが原産です。トキワサンザシ。また、広義にはトキワサンザシ属植物(その学名) <ピラカンサ:例句>... -
徒然俳句:メタセコイアの紅葉
メタセコイア視界紅葉立ち並ぶ <能登 輪島 白米千枚田「あぜのきらめき」イルミネーション>https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/event/article.php?id=EVEN0000028712<白山白川郷ホワイトロードの紅葉が見頃 岐阜県白川村と石川県白山市の県... -
徒然俳句:コキア(紅葉)
コキア紅葉丸くまわるく世界中 <帚木(ははきぎ) 晩夏>帚木は本来夏の季語。秋の紅葉も見所。 <帚木:例句>こまやかに雨くる帚木紅葉かな 奥名春江そのかたちすでに整ひ帚草 佐藤冨士夫おのづから形に育ち帚草 伊東 奈美吊鐘は音のかたまり帚草 藤... -
徒然俳句:秋高し・空高し
日々変化スロージョギング秋高し秋高し飽食日本胃袋よ小銭入れチャックはち切れ空高し <秋高し(あきたかし)三秋>・【子季語】秋高、天高し、空高し <末候 蟋蟀在戸(きりぎりす とにあり)> <秋高し:例句>シャツの胸LOVEと染められ天高し 岩崎... -
徒然俳句:秋夕焼け
あの世まで梯子かけるか秋夕焼け秋夕焼けほどよく薄れ夕餉かなクルーズで瀬戸の優雅な秋夕焼け <錦秋、黒部立山 アルペンルート紅葉見頃>・2023/10/14https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/1208104 <秋夕焼け:例句>もう一度呼ばれて帰る秋夕焼 ... -
徒然俳句:秋の蝶
先行きの命はかなく秋の蝶<ソバの花 ピンク色鮮やか見頃に 福井県大野、高齢者栽培>・10月13日https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000034560 <コハクチョウ、今季初飛来 安曇野の御宝田遊水池>・10月15日https:/...